2007年12月20日 (木)

謎の正体はドリちゃん

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今年の8月。ひとりでぶらぶらと植物園を歩いておりました。その時、ジンジャーガーデンの滝のそばで、ぶらんとぶら下がっているマメのさやを発見。なんじゃこりゃ??

その木には、こんなボロイ名札が・・・指でかなりゴシゴシ綺麗にしてみましたが・・・

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読めない・・・

皆に聞いてみましたが、答は見つけられず・・・・・すっかり諦めておりました。

ところが、先週スンガイブロー湿地自然保護区で・・・

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ここです。この看板の後ろに、この木が・・・横で、熱帯樹さんが、「ドリチャンドロンがあるよ~」

「ええ~っ、何?そのドリちゃんって・・・???」と見てみてびっくり、「おおーっ、あれではないですか・・・!」
ご縁あるものには繋がるものですね。あの、植物園のジンジャーガーデンの滝のそばの・・・熱帯樹さんに聞くと、そう、そう、あそこでは花を見たことないけどねー。わあ!さすが、熱帯樹さん。熱帯樹さんはシンガポール在住30年以上なんですよ。

そこには、おまけに花が!!!綺麗!!!ドリチャンドロンっていうのね。あー、どうやって覚えよう~~???ドリちゃんがドロン。よっしゃー、これで覚えたよ~笑 

アランドロンのドロンでございますしね。

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学名:Dolichandrone spathacea ノウゼンカズラ科

Mangrove Trumpet Tree
原産地:マラバ島~東南アジア

英名ではマングローブトランペットツリーなんですね

トランペットツリーの名前どおりの花でしょ。お見事!!!

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ちょっと覗き込んでみると、

おしべが面白い・・・

マングローブの木なんですね。

学名は、ちゃんとラテン読みすると、

ドリカンドゥロンなのかな?

ネットで検索してもヒットしないから、

珍しいのかな??ヒットしたのは、TOMちゃんのページでした。TOMちゃんドリちゃん見ましたよ~~!!笑

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種も発見!って、言って撮影していると、またまた「莢もあったよ~!」

と言うわけで、勢ぞろいさせてパチリ。

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植物園で、花盛りになりますように!

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今日はふりふりの花びらがかわいいドリちゃんでしたあ!

では

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2007年12月 6日 (木)

マヤプシキ

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学名:Sonneratia alba ハマザクロ科

コモンネーム:マヤプシキ
原産地:熱帯アジアからオセアニアの熱帯および亜熱帯

昨日のベニマヤプシキ関連で、今日のお題はマヤプシキ。このマヤプシキは、プラウセマカウで撮影。プラウセマカウはセントーサ島のもうちょっと沖合いにあるゴミで埋め立てて作られつつある島です。シンガポールから、ゴミをどんどん運んできて、二つの島の間を広範囲にわたって埋めて、ひとつの大きな島を作りつつあります。その島の見学に行ったときのもの。

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上の左右にある島をゴミで繋ぐのです。いつ出来上がるのでしょうね。去年行ったので、ごめんなさい。もう詳しい情報は忘れてしまいましたあ!笑

さて、マヤプシキはマングローブの一種。一番上の写真の花。たくさんのおしべがきれいでしょ。花火のようで、私は大好き!!ガクが大きくてしっかりしていて、花びらは無しです。ここで見たのが初めてでしたが、とても印象的で珍しくいつまでも覚えています。葉柄とガクの内側の赤がきれいですね。葉は長まるの卵型。肉厚。

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大きさはこんな感じ。

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こちらは、たくさん植林されています。ゴミからでる汚れを浄化する役目かな?

放射線状にとんがった根っこが下から覗いています。筍のようなので、こんな根っこのことを「筍根」(じゅんこん)というんですよ。地表に出ている部分で酸素を吸っています。マングローブには、この他に膝が曲がったような形から膝根(しっこん)とか、蛸の足のような形の、木を支える役割を持つ根っこ「支柱根」(しちゅうこん)etc があります。スンガイブロウなどで見られますよ。

木が流れの中や泥の中で生き抜く根っこの形状ですね。

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撮影場所はこんな浜辺です。かつてはカンポン(村)があったのですが、ゴミの島計画の為にカンポンは無くなってしまいました。遠くにシンガポールの街が見える気持ちのいい浜辺でしたあ!!!上の写真のような蛸の足のように広がっている根っこが支柱根です。

日本では西表島東部、小浜島の河口域に生育し、世界的な分布の北限だそうです。どんどん数が減ってきているようですね。

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ガクもすべて落ちて、最後はこんな姿。

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ここでは、そばにこんなものが・・・・・それはキューピー人形

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こんな島で見るとドキッ!としますね。

では

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2007年12月 5日 (水)

ベニマヤプシキ

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学名:Sonneratia caseolaris ハマザクロ科

コモンネーム:ベニマヤプシキ
原産地:
スリランカ,北オーストラリア

今日は話は戻って、マレーシア・ジョホール州日帰り旅行の続きなり。蛭騒動で高揚した気分で旅は続きます。さてさて~~
なんだか、体が痒いような~~などという声を耳にしつつも、明け方日本から帰ったばかりの私はいつのまにかうつらうつら。。。「はーい、ちょっと降ります!」という声でハッと我に返ったのでした。ほっほっほ、まるで瞬間移動のように次の場所に到着。

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これが、コーナーさんが「Wayside Trees of Malaya」という著書で紹介しているフィグ(イチジクの樹)です!!!と、言う案内に、 「へ~~~」 コーナーさんは、約60年も前にここに来たのね・・・・・いやー、今でも僻地ですよー。私は、読んでない本なので分からないけれど、これがそうですよ、皆さん。不特定多数に呼びかけときますです~~!!!

コーナーさんといえば、第二次世界大戦中、日本軍がシンガポールを占領した時に、シンガポール植物園の副園長だった人物。日本軍が焼き捨ててしまわないよう、ラッフルズ博物館植物園が持っている貴重な資料を戦火から守るため、勇敢にも日本軍へ直談判に赴いた人物です。

その辺の話は、「思い出の昭南博物館」中公新書で、ぜひ読んでみて下さい。

濁った川、雨、フィグ特有のおどろおどろしく垂れ下がる気根~~~普通の人は気持ち悪い~と思うかも知れぬ、いやきっとそう思うに違いない場所にわざわざ降り立った我々一行の目的はこれだけではないようで、すぐそばの船着場に一行は向かったのでした。

何しに行くの~~??

この濁流をまさかボートに乗るの???

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ほほほ、まさかでなくて、よかったあ!!!ボートには乗らず、みんなの目的は・・・・・

皆何探してるの???

どうも何かを探している様子。

Rimg0104_2 見上げる男よ!何がある??

心優しいS先生。見つけた!!!というなり、果敢にも揺れるボートに乗り込んだ!ここにもいたなり、コーナーさんのごとき人物・・・ そして、ボートの中に落ちていた実を拾って来て下さったのでした。そして、またボートに乗り移り、木から実をゲット!!! 

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やったあ!ベニマヤプシキの実です。

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ちょっと柿みたいですね。結構大きいです。直径約7cmぐらい。かぶみたいな形がかわいいですね。マングローブの一種。これが水の中にポトンと落ちて、浮かんでゆらゆら流れていって、どこかで芽を出すんでしょうね。

中を見てみると、

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サワーソップに似た感じ。いい匂いでした。

並べて撮影。ここは、コタティンギ・マワイキャンプに渡る船着場での出来事でした。

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シンガポールではお目にかかれないベニマヤプシキ。Hitomiさん、S先生大事にお持ち帰り~~!!ネット検索してみたら、きれいな花が見れました。実もいいけど、私はやっぱり花が好き。赤いおしべが見たいな!!!とてもきれいな花ですよ。見てみてください。

http://www.kaiyo-net.com/cgi-bin/mangrove/photo_detail.pl?pc_code=09503

ベニマヤプシキは見れないけれど、マヤプシキはシンガポールでも見ることが出来ます。それについては、また明日~~ということで。

じめじめした空気の中、濁流のほとりにかわいく咲いていた雑草Rimg0120 ホッとした瞬間です。

では、つづく。

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2007年2月16日 (金)

マングローブツアーin ビンタンアイランド2

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ビンタン・リゾート社マングローブツアー

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マングローブの森探検の始まりー。 ↑入り口(どんなかな?・・・)

ワクワク!!!

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今日は2台のボート。

広い河口の遥か向こうにマングローブの森が広がっています。

気持ちよさそうでしょ?

ちなみに、マングローブ と言うのは、木の名前じゃなく、海の水(塩水)と河の水(淡水)の交じり合う汽水域に生える木々の集まった森のことを言うんですよ。○○○ヒルギと言うッヒルギがつく名前の木が多いんです。

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いつも思うけど、ライフジャケットをつけると、ワクワク感が増しますよねー。

向こうに見えるのが、ヤエヤマヒルギの森(主に海水域に生える)。木を支える支柱根がとってもマングローブらしいーーー いよいよです!!! 気持ちいいです!!!

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↓猟師小屋 マングローブの木で作られています

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ガイドさんいわく、マングローブの5星ホテルとか・・・???笑

あまり受けないジョーク。でも、笑う。。。だって、ガイドの大変さ、よくわかるんですもの。。。本当に。。。

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小屋の高さをみると、水かさがかなりまだ上がりそう。

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私が今日のガイドです。日本語頑張ってます!!!

それにしても、絵の友達のkeikoさんにそっくり。

ビンタンに来てから、友達によく似たインドネシア人だらけです。。。

「こんにちは。すいません♪え~~木炭釜です。」

木炭釜 マングローブの木で木炭を作っていたそうです。

ランの鉢植えなどに敷かれている木炭はほとんどがマングローブの木炭らしい・・・

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リボンルートといいます~~♪板根ですね。

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いよいよ川幅が狭くなってきました。

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緑が水面に映し出されていて、なんだか桃源郷・・・

と思いきや、「スネイク!!!」誰かが叫びます!!!

わお!!!っ!!! その後、皆息がとまってる。。。

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いましたよ!!!!!

木の上にとぐろを巻いて・・・キオビ・マングローブへび

毒蛇。気持ち悪い・・・落ちてくるなよーーーとは、息子の叫び!!!

きゃーは、いつものminoriちゃんのかわいい叫び。

夜行性らしい・・・と、安心はしたものの、これから何匹ものへびを見る運命だったのでしたーーー。

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PONGPONG ポンポン 毒あり

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カニちゃん

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いろんな形の根っこがあって面白い。

左: 旬根     右: 膝根

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同乗のおじさん。とても自然のことに詳しそうな人でした。

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↓木の上でトカゲちゃんが休憩中

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かわいいでしょ!!!???

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河に沿って、一番多く見られるのはオヒルギ。赤い花が綺麗です。

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下は珍しいホウガンヒルギ。サッカーボールぐらいになり、2kgあったりするんですよ。

けっこういくつか見ることができました。ハッピーーー

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続いて、ニッパヤシの実。

ニッパヤシは凄いのがたくさん生えていました。

もうもう巨大!!!

ニッパヤシの実のなかには、食べられる部分があるの。

その部分を、ここでは、「アタップチー」と言うらしい。

シンガではアタップシードだよね。

アイスカチャンの中に入ってる。半透明の白い奴。。。

そうそう、あれあれ!

なんだか、歯ごたえのある奴。シロップ漬けにしたのがよく売ってます。

 

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船長が取ってくれました。ヒルギの実。細長くなっているのは、泥にささりやすいため。。。

よく考えられてる・・・一体誰が考えるんじゃーーーと、いつも生物の不思議を思っちゃうんですよね。面白い・・・

↓ 僕 船長!

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そんなこんなで('-')キャーキャー興奮のマングローブツアーもいよいよ終わり。

正面に低くなった陽がまぶしい・・・

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満足。。。また、来たいな!!!

マングローブは熱帯雨林が形成するユニークなエコシステムです。

その浄水能力は、マングローブ・1ヘクタール分が機械式水処理プラントの12万5千米ドルの処置に相当するらしいです。ほとんど価値がない泥地と誤解されてきたマングローブの重要性が見直され、今ではマングローブを保護する法律が制定されています。

皆さんも是非、チャンスがあったら、マングローブツアーをお楽しみ下さい。一緒に行った息子もminoriちゃんも楽しかったみたい。良かった!!!

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到着。手を振ってお迎えです。

ありがとう。

楽しかったぁぁあああ!!!!!

良い思い出になりました。自然最高!!!

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AND 話はかわって、TOMちゃんぶろぐにも載っていたけれど、きのう植物園に、偶然私も行ってきました。ラン園のひすいかずら綺麗でしたよ!

いまから、マクリッチ行くので帰ってから、写真載せますね。

では。

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