楽器の名前は・・・チャフチャフ
おとといの記事(木の実の楽器)左側の楽器の名前をぽんたたさんが、お知らせくださいました。ぽんたたさんは仙台在住の方。ボタ本も注文いただきました。いつも情報を頂いたり、温かい言葉を頂いたり感謝しています。ありがとうございます。
ぽんたたさんによると、チャフチャフとかチャチャとか言うそうです。ヤギの爪を使った物も多いみたいですね。チャフチャフで検索してみると、似た感じの楽器が出てきました。
木の実が使ってある物は、ほとんどがこの木の実でしたので、今日はこの木の実の紹介です。
この木の実は、イエローオレアンダーの木の実というか、本当はタネ・種。日本でも鉢植えなどで売っていたりします。和名はキバナキョウチクトウ。
シンガポールでは色々な公園でよく見かける木です。
学名:Thevetia peruviana キョウチクトウ科
Common name : Yellow Oleander キバナキョウチクトウ
原産地:中央アメリカ
種名の通りペルーに分布する樹高4m位の低木。熱帯から亜熱帯の各地で庭園木として植栽されている。花は花びらがらせん状についていて、プルメリアなどと似てますね。尖がった細長い葉が特徴的。互生し被針形で、明るい黄緑色をしており光沢がある。これはセンバワンパークで撮影しました。
実が二つくっ付いたようでしょ。キョウチクトウ科の種は必ず左右対称、二つくっ付いているのですよ。例えば、さっきあげたプルメリアの実は・・・特に分かりやすく、牛の角が二つって感じでくっついてます。
↑ プルメリアの実 ↑種
話はイエローオレアンダーに戻って、下に実が落ちてたので、中を見てみると・・・
ねっ、中に楽器と同じ種が入ってるでしょ。二個ずつ入ってます。
これを大事に持って帰って、乾かしたのがこれ。
ボリビアの民族楽器チャフチャフの木にくっついているのは、イエローオレアンダー(キバナキョウチクトウ)の種なんです。
だけど、キョウチクトウ科だから毒があります。実を手にするときは気をつけて下さいね。
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そして、右側のマラカスはきっとこの木から作られています。
前の記事、ヒョウタンノキ、フクベノキを見てみて!carabashの木です。
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植物に興味を持つと、どこで何に出会えるか・・・
面白い発見をすることがよくあります。
アラブ人街でのこの楽器の発見もしかり。
思わず手にしてにっこり。
一つの木の種の発見で、思いは遥か昔訪れたぺルーの地に飛んでいったのでした。
フォルクロレの音楽が懐かしいです。
では
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