白馬八方・栂池 紅葉を見に その4
栂池自然園は高層湿原。そうそう、夏に尾瀬に行ったときに教えてもらいました♪湿原は3つのタイプ、高層・中間・低層湿原があることを。この栂池は尾瀬と同じく高層湿原。標高が高いからじゃないんですよ!泥炭層の堆積が厚いんです。
年間の平均気温が10度以上の所では、枯れた植物は数年の間に微生物の働きで自然に腐って土になっていきますよね。
でも、年間の平均気温が低い栂池自然園では、腐らずに1年に0.5~1㎜程の厚さになって堆積し、次々に陸化が進むのですって。この湿原はミズゴケ類が数千年から数万年かかって堆積してできたものと推定されています。
チングルマ 綿毛
空気も風も気持ちいい。気温12~3度位かな?水芭蕉湿原を経て、ワタスゲ湿原へ 今はワタスゲの代わりに、たくさんのチングルマの綿毛が目に付きました。
「あー、これ、ニッコウキスゲですよね。」」と、ガイドの藤井さん。ええー?! これがあの、ニッコウキスゲちゃん!!!ですよね、って言われたって、知らないわよ!今知ったわよ!あれまー、これがねーー!(めちゃ感激してる・・・笑 )
懐かしい・・・あの尾瀬で見た脳内がまっ黄色になったニッコウキスゲちゃんが!!!これが実と種!!!そうなのね、ニッコウキスゲちゃん、あなたはこんな姿に変身するのね!前に書いた尾瀬でのニッコウキスゲの記事はここをクリック!
この辺りも7月にはニッコウキスゲが綺麗なのかな~? クリックすると中に種が見れるよ
綺麗だね~ 透き通る気を感じてる?hiyamさん
ワタスゲ湿原を抜け、楠川へ
途中こんな水芭蕉が・・・。
実がまだ残っていて、それも食べられてました!
何に?
うーん、否定したいけど、熊ですよね!この間、乗鞍で熊が出ましたよね~~ 怖かったですね~~
でもね
皆、気楽にハイキングのつもりで、何とかパークのつもりで来てるけど、ここは遠く遠く人里離れた山奥なんですよね。熊さんの方がいて当たり前の所なんですよね。人間さんがお邪魔させてもらってるんですよね。
水芭蕉はサトイモ科の植物。葉の形が芭蕉に似ているところから名づけられました。英名はアジアンスカンクキャベツと言うそうです。臭ってきそう~~。笑
こんな実が見れました。
たくさん見れた新芽のうち、これがお気に入りになりました。たくさん覚えられないから、今回はこれをバッチシ覚えたぞ!紫がいい色だったのだわ。
ウラジロナナカマドの新芽
途中、風穴があり温度計があったのですが、気温5度でした。冷たい空気が吹き出てるんですね。
楠川に到着。
おにぎり弁当でランチ
いつもながら、自然の中のご飯は美味しいのぉ~
先客の団体さんと一緒だったので絵にならないのでカメラを持つ気にならず・・・
ここから、少し山道になります ここでばらしていいのか・・・ご一緒した方たち、御歳75才!膝が・・・なんて言ってらっしゃいますが、なんて元気なの~~!! 登り道も全然OK!はつらつとしてらして、今年白馬は3回目だそうです。
見習いたい!
少しのぼった所にある展望台から湿原が一望でき素晴らしい~~
さあここで折り返し、帰り道 今日中に横浜に帰らなくちゃ~です。この二日後、白馬岳は初雪を冠りました。11月3日にはここも閉園。厳しい冬が始まります。
また来るわよ~栂池自然園 身も心も洗われて、ますます美人になってしまった3人なのでした♪ 行きたい所がたくさんだわ~~その為には節約しなくちゃ~~ 途端に現実に引き戻され、、、うーん。。。玄米にいわしでがむばるぞ!!!
さ、今日は今から植物の室内勉強とやらに行って参ります。
久し振りの講義だわ~
では
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