2009年10月13日 (火)

白馬八方・栂池 紅葉を見に その4

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昨日に続いて栂池自然園 2009.10.06

栂池自然園は高層湿原。そうそう、夏に尾瀬に行ったときに教えてもらいました♪湿原は3つのタイプ、高層・中間・低層湿原があることを。この栂池は尾瀬と同じく高層湿原。標高が高いからじゃないんですよ!泥炭層の堆積が厚いんです。

年間の平均気温が10度以上の所では、枯れた植物は数年の間に微生物の働きで自然に腐って土になっていきますよね。

でも、年間の平均気温が低い栂池自然園では、腐らずに1年に0.5~1㎜程の厚さになって堆積し、次々に陸化が進むのですって。この湿原はミズゴケ類が数千年から数万年かかって堆積してできたものと推定されています。

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                                    チングルマ 綿毛

空気も風も気持ちいい。気温12~3度位かな?水芭蕉湿原を経て、ワタスゲ湿原へ 今はワタスゲの代わりに、たくさんのチングルマの綿毛が目に付きました。

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                         ニッコウキスゲ@尾瀬 

「あー、これ、ニッコウキスゲですよね。」」と、ガイドの藤井さん。ええー?! これがあの、ニッコウキスゲちゃん!!!ですよね、って言われたって、知らないわよ!今知ったわよ!あれまー、これがねーー!(めちゃ感激してる・・・笑 )

懐かしい・・・あの尾瀬で見た脳内がまっ黄色になったニッコウキスゲちゃんが!!!これが実と種!!!そうなのね、ニッコウキスゲちゃん、あなたはこんな姿に変身するのね!前に書いた尾瀬でのニッコウキスゲの記事はここをクリック!

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この辺りも7月にはニッコウキスゲが綺麗なのかな~? クリックすると中に種が見れるよ

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綺麗だね~ 透き通る気を感じてる?hiyamさん

ワタスゲ湿原を抜け、楠川へ

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途中こんな水芭蕉が・・・。

実がまだ残っていて、それも食べられてました!

何に? 

うーん、否定したいけど、熊ですよね!この間、乗鞍で熊が出ましたよね~~ 怖かったですね~~

でもね

皆、気楽にハイキングのつもりで、何とかパークのつもりで来てるけど、ここは遠く遠く人里離れた山奥なんですよね。熊さんの方がいて当たり前の所なんですよね。人間さんがお邪魔させてもらってるんですよね。

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きっと熊が通った後 水芭蕉が潰れてますね

水芭蕉はサトイモ科の植物。葉の形が芭蕉に似ているところから名づけられました。英名はアジアンスカンクキャベツと言うそうです。臭ってきそう~~。笑

こんな実が見れました。

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オオバタケシマランの実                       ゴゼンタチバナの実

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マイズルソウの実                 ツルリンドウの実

たくさん見れた新芽のうち、これがお気に入りになりました。たくさん覚えられないから、今回はこれをバッチシ覚えたぞ!紫がいい色だったのだわ。

Rimg04241_2 ウラジロナナカマドの新芽

途中、風穴があり温度計があったのですが、気温5度でした。冷たい空気が吹き出てるんですね。

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楠川に到着。

おにぎり弁当でランチ 

いつもながら、自然の中のご飯は美味しいのぉ~

先客の団体さんと一緒だったので絵にならないのでカメラを持つ気にならず・・・

帰りに撮った写真がこれ。

ここから、少し山道になります ここでばらしていいのか・・・ご一緒した方たち、御歳75才!膝が・・・なんて言ってらっしゃいますが、なんて元気なの~~!! 登り道も全然OK!はつらつとしてらして、今年白馬は3回目だそうです。

見習いたい!

少しのぼった所にある展望台から湿原が一望でき素晴らしい~~

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さあここで折り返し、帰り道 今日中に横浜に帰らなくちゃ~です。この二日後、白馬岳は初雪を冠りました。11月3日にはここも閉園。厳しい冬が始まります。

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また来るわよ~栂池自然園 身も心も洗われて、ますます美人になってしまった3人なのでした♪ 行きたい所がたくさんだわ~~その為には節約しなくちゃ~~ 途端に現実に引き戻され、、、うーん。。。玄米にいわしでがむばるぞ!!!

さ、今日は今から植物の室内勉強とやらに行って参ります。

久し振りの講義だわ~ 

では

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2009年10月12日 (月)

白馬八方・栂池 紅葉を見に その3

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栂池自然園入口

Rimg03741_2 楽しみにしていた栂池自然園♪

いよいよです!

入り口右側には瀟洒な「栂池ヒュッテ記念館」があります。いい感じの建物でしょ?!私が小さい頃、赤い屋根といえばモダンな建物、外国の匂いのする建物でした。このヒュッテもヨーロッパの匂いがする♪

栂池自然園は中部国立公園第1種特別地域。だから建物は建てられません。でも、北アルプス登山のベースとして、70年以上も親しまれたこの旧栂池ヒュッテ(昭和8年木造3階建て・かつては栂池湿原にあった山小屋)だけは栂池ヒュッテ記念館としてここに移築され、小谷村が平成14年に整備保存しました♪2階の窓の両側にある鐘がかわいいでしょ?!時を告げる鐘だったのかな?

・・・なんて思い、このブログを書きながら、ちょっと調べてみました。すると・・・こんな事が分かりました。この鐘にはこんな深い想いが込められていたんですね 知らなかった・・・

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栂池ヒュッテの鐘

ヒュッテに二つの鐘があります。
昭和十一年四月一日に吹雪の黒菱で遭難死した
池田清一青年の供養の為に父親の浄財を元に造られたものです。
黒菱の池田小屋と共に鐘を造り、 
遠見、黒菱、唐松、猿倉、栂池に分けました。
父親の「小屋や鐘で助かる人があれば、息子の死も
無駄にならないし、慰めにもなる。」と、言ったそうです。
「清林一音」の戒名の入った鐘は今も霧の日に鳴らして、
その役割を続けています。

記念館展示資料より

父親の無念の想いの込められた鐘だったんですね。

ーーーーーーー

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自然園入口すぐは水芭蕉湿原 1860m 水芭蕉は6月半ばから7月はじめまで。 私達は、の~んびりタネの観察です♪

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植物オタクにしか興味ないであろう種ちゃん♪ でも、これまた面白いよ!珍しいと思うから載せちゃおう!それぞれの花はこのページ(栂池自然園に咲く山野草)で見てやってくださいませ。旬のお姿を!笑

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このぐにゃっと握り拳みたいなのは、ミヤマトリカブトの種

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ヒオウギアヤメの種

つぎはこれ。

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これなーんだ?って言ったって、分かるわきゃないですねーー。この辺り一面に生えている樹木です。
じゃー、これでわかる?
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この木。白っぽい幹。。。白樺(シラカンバ)? そう思う人が多いかな? でもここは標高1800m超えてるでしょ。1860mに白樺(シラカンバ)は生えないの。(1500m以上ではシラカンバは育たないの。1500mが境界線。) ということは・・・ダケカンバ?そうそうダケカンバです!いやに曲がってますのは、歳とってるから・・・ ははは、違う違う!それはね、雪のせいなんです。この辺は6mを超えるほど積もるそうです。じっと耐えるんですねー。

あっちもこっちもダケカンバの木、曲がってるのが多い!!!幹は絹のようにきめ細かく、すーっと伸びたら綺麗なダケカンバなのに、だめじゃん!!! 曲がっちゃちょっと綺麗じゃないじゃん。駄目じゃん!!! 

そう思ったあなた!!!

それが、それが・・・おっとどっこい!!!

その曲がりが、こんな素晴らしい景色を造ってくれてました!この造形美!感動ものですよ!

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いやー、綺麗でした!深い緑のオオシラビソの中でダケカンバの幹の白さが映えます♪ダケカンバが浮き上がって、まるで日本画の世界のようでした。

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おーい!ダケカンバ!あんたは何て綺麗なの~~!

つづく (疲れたので、明日にしよう!お天気めちゃいい連休最後の日です。両親誘ってドライブでもしようかな・・・)

では

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2009年10月11日 (日)

白馬・八方栂池 紅葉を見に その2

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栂池高原駅 今日は、ここからゴンドラに乗って、栂池高原へ♪

朝起きてみると、雨、降ってません! 何てラッキー halさんがポツンと言った・・・また降らなかったよ!ホントだよね。旅に出ると、このところラッキーな不思議が続いてます♪降水確率60%をクリアーしちゃったみたい!感謝です

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遠くの雲海の何てきれいなこと!この写真じゃ、ちょっと見えないな・・ゴンドラの中からの写真だしね。

雲海がどうして出来るかは。。。こういうことなんですね。。。

夜半、山間部などを低気圧が通過して湿度が高くなったとき、放射冷却によって地表面が冷え、それによって空気が冷やされていく。ここで風の流れがない場合に、冷えた空気は(ボウル状の地形のため)その場に留まり、さらに冷却され続ける。やがて一帯が飽和状態となり、空気中の水分が霧となって発生する。このときの様子が、山頂などの高所からは雲海として観察できる。ウイキペディアより

だから、いつも見れるわけじゃないの!これまたラッキーだ!いやはや、昨日までは、にっくき低気圧だったのに、今となっては低気圧様様~~3人とも広大な景色にうっとり~~

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真ん中の少し尖がったのが、白馬岳(しろうまだけ)2932m

おおー!北アルプスの山々も見えるじゃないですか~~!ゴンドラの中で3人、ぎゃほぎゃほでござい!笑顔がいっぱいじゃー いいねいいね~

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栂の森駅到着 ここから5分歩いて、次のロープウェイに乗り換え♪

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今日は、ご夫婦二人プラスで 8人で歩きます このご夫婦去年はブータンにいらしたんですって!青いケシの見れるとこですよね。

ここでたくさん見たのが、オオシラビソ(アオモリトドマツ)。栂池の名は、白馬地方ではオオシラビソのことを栂(つが)と呼んでいることからだそうです。栂池の栂はこのオオシラビソのことなんですね。尾瀬でも見たオオシラビソ。印象的でよく覚えている・・・今年は凄い当たり年で、てっぺんの方には、たくさんの球果が。5~6年に一度こんな風にたくさんの実をつけるそうで。。。まるで、フタバガキみたい・・・

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オオシラビソの球果@尾瀬・沼尻峠 2009.07.22

最初は青いオオシラビソの球果(松ぼっくり)。だんだん茶色くなって、最後にはばらばらになって落ちるんですよね。あたり一面、たくさんのオオシラビソの木が生えていて、上を見上げると割れている茶色い松ぼっくりがあちこちに見えるんだけど・・・写真になかなか撮りづらい。だって、30m以上の高さがありそう。

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ひとまず、こんな写真で勘弁を!

さあ、もう一回ロープウェイに乗って栂池高原へ

1800mにある湿原ってどんなんでしょう?昔から友達にいいところよ~~って、聞いていた場所に行けるのね。楽しみ!

あっ、その前にサルオガセが!TOMちゃんに写真とってあげなくちゃ~前に、これを見て、歓喜してたからね。。。

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一応写したけど、、、遠くの写真はイマイチうまく撮れないな・・・むむむ・・・

サルオガセとは・・・こんな色のが樹からぶら下がってるでしょ~

サルオガセ(猿尾枷、猿麻桛)とは、「樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣」広辞苑)。霧藻、蘿衣ともいう。 ブナ林など落葉広葉樹林の霧のかかるような森林の樹上に着生する。その形は木の枝のように枝分かれし、下垂する。サルオガセ科サルオガセ属(Usnea)の地衣類の総称。日本ではおよそ40種類確認されており、世界では600種以上と言われる。 胃腸薬になり、利尿作用がある。ウイキペディアより

最後のロープウェイに乗りましたよ!そうしたら!!!何て綺麗な紅葉なの!!!

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ガラス越しにパチリ 一週間前がピークだったそうですが、いえいえ私にはこれで十分!綺麗だわ~~モミジとか近くで見る紅葉はよく目にするけど、こんな山の紅葉は初めてに近いかも・・・わぁぉぉおおお

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ダケカンバの白い幹が映えて綺麗です。オオシラビソの深い緑とのコントラストが素晴らしい。ここは中部山岳国立公園・栂池高原==ずーっと、ここに来たいと思いながら何年経ったか・・・過去を振り返れば、いろいろなことがあった。何年もこれなくてやっとだな。。。なかなか縁の出来なかった場所に来れた時、いつもこう思います。ここに来れる私になったのかな?と・・・いずれにしろ、ここに来るすべての条件が満たされてこれたということ・・・今ここに来られた事に感謝しよう。ありがたい。

明日はいよいよ栂池自然園を歩きます~ いいところでした。

道端にアカモノ(イワハゼ)の実が・・・かわいいな。

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アカモノ(イワハゼ)の実

食べたら、あまくておいしかった。

では

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2009年10月 8日 (木)

白馬八方・栂池 紅葉を見に その1

Rimg0109 松本駅2009.10.05

標高1500m~1800mの紅葉を求めて、白馬に行って来ました。新宿8時発あずさ5号で約3時間半、松本到着。ここで大糸線に乗り換え。

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田舎の風景は心が和む 稲刈りも終わりだな・・・♪田んぼの向こうは木崎湖。大学時代は合宿で毎夏この辺に来ていた。懐かしくなって、つい立ち上がり車窓に食いつくように外を眺めた・・・北アルプスを背景に仁科3湖(中綱湖・木崎湖・青木湖)が次々と現れ、目を楽しませてくれる♪ 来てよかったぁ。落ち着く景色だ~!今回の旅のお供二人、その気配を感じてか、もそっと目を覚ました!笑 今回お付き合い頂いたのはhalさんとhiyamさん 、シンガポール時代の植物&スケッチ仲間です~♪

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朝早かったにゃん               大糸線ワンマン運転 綺麗な車両になったな!

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白馬到着                     

今回は、「ペンションぼくんち」の月例観察会に参加なのです♪題して、「八方栂池紅葉探勝ツアー」  ペンションぼくんちのオーナー藤井猛さんは、白馬の植物ならお任せ!と言われるベテランガイドさん。楽しみ~!ここで、IさんとAさんと合流。はじめまして! 

紅葉はどんなんでしょう?今日は八方尾根を歩きます。さあ、出発! 車はどんどん高くまで登り黒菱第3リフト乗り場へ。

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黒菱平までリフトで行きます。

わぁ!紅葉してますね!

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黒菱平をぽこぽこ このあたりは紅葉がきれい。

どんな散策になるかと思ってましたが、ご一緒した二人の方も大の植物マニア(ほほほ!嬉し~) 私達のいつもの恐ろしい位のろーいのろーいペースに付き合って頂き、藤井さんから貴重な植物の話を聞き、写真を撮り。。。楽しい散策になりました♪

今の時期、高山植物は、花は枯れ、実をつけている頃。実が弾けて種を飛ばし、枯れる寸前のものも。旬を過ぎたその姿もまた珍しく興味深いものでした♪

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ミヤマナラの実                         せり科のオオバセンキュウ(アマニュー?) 

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向こうに見えるのは、冬季オリンピック・滑降で使われた施設 あたり一面、草紅葉がきれい。ピークを一週間過ぎた感じかな・・・でもまだまだ見応えある・・・
Rimg03051 これでよくわかるでしょ?!つい最近もこの五輪マークよく見ましたよね!

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サラサドウダンの赤がきれい。左はきっとミヤマシシウド

ここからもう一度リフト(グラートクワット)に乗り、八方尾根自然研究路へRimg0143_2
リフトからの景色。 だんだん雄大な景色になってくる 天気少し曇り 今日、明日天気予報は雨。出発した時、横浜は雨降りでした。なのになのに・・・白馬は不思議に降ってない・・・感謝です!誰に言えばいいの?ひとまず、守護霊様 感謝です!ありがとうございます!

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木道が続き、とてもよく整備された道になって、八方池まで楽に行けそう!おじさん、おばさん、観光客風の方達がたくさん。皆気楽にのぼってます!でもねー、私達は今日は植物観察だから、歩みののろいこと。。。笑 今度は植物見ないで八方池まで行こうね~なんて言って笑いました。へへへ まずは植物知らなくちゃ~ 次は八方池まで歩くよ~~!!! 夏は長蛇の列で、銀座並みの人なんですって!この時期しっとりして落ち着いた山の風景。それもまた良しでした。

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いつもながらしゃがりこんで何見てるん? オオバセンキュー見てます~!

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人が少なくていいなぁ!
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オオバギボウシ

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ここは約1800mの高さ。ここまで来るともう紅葉はすでに終わっている

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カライトソウ(唐糸草)                      ミヤマシシウド

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マツムシソウがまだ残ってた いつもながらに可憐で人気

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イワショウブ・岩菖蒲(ユリ科)の実 花は白いらしい 見たいな!

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キンコウカもこんな姿 種は飛んだあとですね♪    尾瀬で見たキンコウカの花

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ハナヒリノキ 

植物はたくさんありすぎて、又まとめよっと 

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最終のリフトは4時半。そろそろ帰りましょう。帰り道、リフトの駅付近で、白い綿毛をかぶったノコンギクの群せいがきれい♪

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ノコンギクってこんな色の花 かすかに残る花たち

雲上の世界は癒しの世界♪ 次回を楽しみにして帰りました!この日一番の紅葉は、真っ赤なサラサドウダンとナナカマドでした。

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明日も天気になあれ 明日は栂池高原に行きます!雨でも全然問題ないです!行きますよ==とは藤井さん。

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降水確率60~70% 

出来れば降らないで~~

ぺんしょんぼくんちで祈りながら寝たのでした

続く

では

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2009年10月 4日 (日)

の~んびり西表島 14 ナイトツアー@パイヌマヤリゾート

最終日夜、パイヌマヤリゾートのナイトツアーに参加しました。このナイトツアーはリゾートの宿泊者にだけ提供されているプログラム♪ 何の前知識も無いまま参加・・・「歩くの?」「たぶんね!」「ジャングル歩くの怖くない?」 「そうだよね・・・まさかね~ジャングル歩くわけ無いよね。 」「じゃー、何見れるの?」 (う・・・・、私にだって分かんないよー )

実は、さほど期待してなかったのに、とても面白かったのがこのツアーなんです。ほんの1時間ちょっとのツアーでしたが、暗闇を味わう! 満天の星空を見る! 単純なこの二つの事だけでも、都会では絶対経験できない素晴らしいことでした。ガイドさんがいないと、自分達だけじゃ暗いところまで行かないですものね。

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今回も子ども二人の家族と一緒。子どもはいいですね。こういう時、反応いいから!!!他に20代の若い男性二人いたんだけど、存在感無かったな・・・娘も言ってた・・・あの人達反応薄すぎ~~それなりに楽しんでたんでしょうがね。小学生とあまりに対照的なんで見てて面白かったな~

さあ、皆に一つずつ懐中電灯が手渡され出発! さ、車で動きます。あれ?車なんだぁ~ あー、何だか気分が楽になった~ ずっとウォーキングじゃないのね

じゃー、始めに海岸にいる生き物を見に行きましょう!

都会っ子は蟹だけでも嬉しいですものね!子ども達はキャーキャー興奮しています!水面にライトを当てると、魚達が光に反応して飛び出してきます! わぁ、綺麗!ダツという長細い魚もいましたね。ガイドさんに言われるまま、ライトを消したり着けたり。闇での潮の匂いがいいな。。。

それにしてもこのガイドさんいかにも生物好きのオタクといった容貌。夜なのにそれらしいアウトドアの帽子をかぶっているとこが、らしくていい!!さすがに暗いとこで目が利きます!いや、目だけじゃないぞ!

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ガイドさんお目当てのもの発見! オオヤドカリ これを見つけるにはコツがあって、2本の線がこうやってついてるんです・・・って説明だけど、私達にはその線も見えない・・・笑 大きさは貝殻と比べて!

Rimg0899 目玉がかわいい

じゃー、ほどほどにして、まだまだ見るものはいっぱいありますからね。山のほうへ移動します! へー、山ねー!何見れるんだろう?

車は脇道に入り、突然ライトオフ!そのまままっすぐ進みます~~えー、怖いんだけど・・・ライトつけては、前を確認して、また消して進むの!めちゃ真っ暗で怖いーーー!!!

だけど、だけど、嬉しいことにそのうち点滅する蛍が・・・私ここ数年、蛍が見たかったのです!だから感激。目が暗闇に慣れてくると、あっちにもこっちにも・・・飛ばない蛍。草むらで光って求愛だそうです 蛍が見れるなんて思わなかった。嬉しい!

もう少し進むと、あれーー!かわいいヤツがこんなとこに!と、ガイドさん。 降りてみてみると・・・

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なんと、ヤシガニ発見

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近づいて写真写してると、気をつけて下さいね。指ちょん切れますから・・・怖い!

ヤシガニのその名前や言い伝えから、「ヤシの木に登りヤシの実を落として食べるカニ」としてのイメージが定着していますが、実際には、ヤシガニの食性は口に入るものなら腐敗した死肉でも食べる雑食性で、必ずしもその主食にヤシの実があるわけではないそうです。とにかくなんでも食べるみたい・・・

よくアダン(パンダンって、シンガポールでは言ってましたよね。)木に登って、実を食べている光景が見られるそうです。

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アダン(パンダン) の実            アダン@由布島

強力な鋏脚でヤシの実の硬い繊維も切り裂く事が出来るんですって、指なんてスポン!ですね・・・ひぇーー!

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ヤシガニは陸上で生活をする最大の甲殻類である。名前の通りカニに似るが、オカヤドカリの仲間である。雄は雌より大きく体長は40センチメートルを超え、脚を広げると1メートル以上にもなり、4キログラム以上に成長する。タカアシガニには及ばないものの、最大級の大きさである。寿命は50年程度と考えられている。ウイキペディアより

見れてラッキー!

この後、やけに蛙がいるから、ハブがいるかも・・・ちょっといたら取って来ますね!えー、いらないし・・・ 爬虫類だけはどうもねーーー

結果、残念でしたぁ!いませんでした!だとさ。 ほっ!

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じゃー、イリオモテヤマネコを探しに行きましょう!

って、どこまで本気で言ってるか分からないが。。。ユツンあたりをドライブ。確かに確立0ではないけどね・・・

最後に、マングローブを見ながら海岸沿いの木道をコツコツと散歩。わぁー、これこそシンガポールを思い出すわ!オヒルギの赤いガクを楽しんだり、マッドスキッパー(えーと、ここの種はなんて名前だっけ?ミナミトビハゼですね。)に久し振りにご挨拶!ふふ

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オヒルギ                      マッドスキッパー@シンガポール

皆でライトを消して見上げると、なんていう数の星。これには皆それぞれため息が・・・人間なんてちっぽけ。ちっぽけな存在が、ちっぽけな中でどこかこだわって、凝り固まって苦しむのですよね。。。宇宙はどこまで広がってるの・・・私ももっと軽くなれるかな。。。

ゆっくりと星空観察の時間です。

もちろん、娘も大感激!綺麗過ぎだよ~~ いいねー、娘とほっと笑顔。

予想を遥かに超えて、うちのお嬢、色々な生物、楽しんでましたね~ ガイドさんの面白いキャラにもかかってますがね。超オタクキャラのこのガイドさん良かったな!家族が楽しめるこういう自然の観察ツアーいいですね♪子どもの為に参加するかー、なんて言ってたおとうさんが楽しんだりして・・・笑 きっと参加してなかったら、TVはどうせ酒井法子さんのニュースばかりだっただろうし・・・その差は大きいーー 

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星空を楽しみながら日本最南端・最西端の露天風呂で最後の夜

疲れがとれる・・・

ちなみに最北端は稚内・豊富温泉http://www.toyotomi-onsen.com/
最東端は羅臼・相泊温泉http://mana96.hp.infoseek.co.jp/spa/spa_84.htmlです♪

では

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2009年9月30日 (水)

の~んびり西表島 13 パイヌマヤリゾート

やまねこレンタカー上原営業所で軽のかわいいレンタカーを借りて、最後の夜、4日目の宿泊先パイヌマヤリゾートに向かいます♪ただ今時刻は午後5時。

「いいね、いいね、自由でいいね~。レンタカーいいねぇ~

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「パイヌマヤリゾートまでどれ位かかりますか?」
「1時間もあったら着くでしょう。」

西表島を丸い時計とみなすと(実際はひし形をしてるんだけど・・・)、道路は大体10時ぐらいから6時ぐらいまで、海岸沿いに島の外周約2/3しか道路がないんです。最初びっくりしましたねー。今どき日本にそんな島があるの?!って・・・とにかく島の90%はジャングル。だからこそ、貴重な生態系の調和が保たれているんですね。大きさは、ほぼ東京23区の半分位だそうです。シンガポールの半分?ぐらいかな?

さあ、急がねば~~

今夜は温泉も入らなきゃいけないし。。。それに、それにナイトツアーというのに、予約しちゃってるんです。8時から1時間ナイトツアー!それまでに、ご飯も食べなくちゃね。パイヌマヤリゾートの温泉(西表島温泉)は、なんてったって、日本最南端、最西端の温泉。それは逃せないでしょ 

ひし形の上の尖がったところから、右の尖がった部分まで走る感じ。ちょうど、島の東端ぐらいにあるネイチャーホテルパイヌマヤリゾートを目指します。このリゾート、集落から離れた山あいの静かな場所にあり、「自然との共生」をテーマにしたリゾート♪自然環境保護のため、しっかりとした考えで運営されています。いいですね。もうひとつ、某大型ホテルで島民から、大反対を受けているホテルがありますよね・・・名前はいいませんが・・・泊る方もしっかりとホテル選びはしたいもの・・・

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さ、走るよ~~

「ナビしてね~!」 初めて西表島の地図を見た娘!へー、こんな島なのね~(今頃言うか・・・!
「ありぇ、一本道だわ!」
「だから、ちょっと入っちゃいそうな、間違えそうな横道あるかもしれないから~~ 」
「うんにゃ、まず、道無いし~~」 

ほほほ、確かに道無いし~~、車無いし~~ でした!それも一時間なんて要しませんでしたわ!ごめんなさい!都会ほどにはスピード出しませんでした!が。。。時速40Kmでは走れなかったぁぁぁ。あれ~~、もう着いちゃったの?!! 

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立派なリゾートの建物 でも二階建てでホッとする         島のバス停はこんなデザイン♪

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客室29室のほどよい大きさのホテル♪ ここは携帯、駄目でした!そんな日があってもいい。

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ベランダの向こうはジャングル                  ヒカゲへゴが目の前

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このくるくるデカイ!迫力あるわ!

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こんなとこにモダマだ~~嬉しそうに覗き込むのは私だけ???

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ラウンジもだまで生ジュースが飲めるよ。

夕ご飯は「西表島自然派創作料理」 西表の薬草や植物、自社農園でのオーガニックな野菜料理が楽しめますよ。

この日の献立。Rimg0893_2

あっさりとしていて、我々好みでしたぁ。満足、満足。

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一枚撮ったら、すっかり写真のこと忘れてました。この頃いつもこうですわ。笑 これだけでも説明しますと・・・右は スーチカ(冷蔵庫の無い時代に豚肉の保存食として広まった沖縄の伝統料理)載ってるのは苦菜。左は もずくのゼリー寄せ メインの豚料理が美味しかった!

さあ、お腹も満たされ、あたりは真っ暗。。。

ママー、ナイトツアーって、どんなの?歩くの? イメージとしては、ジャングルの中を歩くように思ってました。マレーシアのボルネオとか、そんな感じ?勝手な想像ですが・・・歩くから、虫除け忘れないで、長い丈のパンツはいた方がいいかもね~~

この時ふと思った! 娘がそれほどナイトツアーを嫌がらなかった!今までだったら、歩くとかいったら、必ず面倒ぐさがってたのに・・・(にやり・・・

さあ、8時だ!全員集合!

ナイトツアーってどんなんでしょねーー

では

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2009年9月27日 (日)

の~んびり西表島旅行記 12 体験ダイビング@ニライナヨットホリデイズ

ひたすら続いております西表島旅行記。旅4日目です。

海と風の世界。海大好き娘、待望のダイビング。

「今回はシュノーケルだけでいい?」
「ぇえ??南の島へ行って、そりゃありえないでしょ!」

ははは、やっぱそうよね~ ごめんごめん。ここで倹約しようと思った私が悪い!我が家の夏に欠かせないメニューになりました、ダイビング。

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ぃえい~ のっけっから、こんな写真~笑 ここは、西表島西側の網取のunder the sea 
海の中で初めて写真を撮って貰いました。送ってもらってニコニコ
右のJunさんが持っている黄色い文字書き板で色んな名前を教えて貰いました♪

このところ、毎年潜ってます。体験ですけどねー。今回で4回目。だいぶ慣れましたぁ。手を握ってもらって、連れまわしてもらってる感じですが楽しいですよ。これはやったもん勝ちですよ~ 娘は絶対ライセンス取ると豪語してます!

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°

今回の船は、なんと!セレブなヨットです!

泊りたかったプチリゾート、ニライナリゾート。ホテルも素敵だけどリゾート所有のヨットがこれまた素敵なんです。残念ながら、満室で泊まれなかったけれど、

「ヨットのプログラムだけ参加できますか?」
「もちろん、大丈夫ですよ!」 

わぉ~!楽しみにしてました♪ニライナヨットホリデイズの美しいカタマランヨット どんなヨットかはここをクリックしてみてみて~ これって凄くない? こんな素晴らしいヨットに乗れるなんて夢の世界じゃないですか~~。

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白浜から出航~~

まだ少し波があるけど、ばっちり酔い止めも飲んだし、OK!カタマランヨットは安定感がありますね~~想像以上に安定していて快適な一日でした。

海よ~ 俺の海よ~ 若大将・加山雄三の世界== あっ、ここをクリックして一曲聴いて気持ちを高揚させてからブログをどうぞ!いいでしょ~、青春~でしょ~ 曲は「海よ」じゃないよ~

ねっ、すっかり気分が違うでしょ~~笑 結婚前の乙女に戻れたでしょ~おほほ

しっかり風を掴むと、高速艇より早く走るんだそうで、、、へぇ~ ヨットの色んなロープや帆さばき?を見てるだけでも楽しい♪ オーナーの松永さん、そして、若人のJunさん、Takaさんのてきぱきとした動きが気持ちいい♪

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お天気も良くなってきたし、さすが西表島の海。コバルトブルーに吸い込まれそう。台風の影響もあるけど、まずまずの色です。

ひとまず、シュノーケルで水に慣れましょう。

そうですね。一年ぶりの海ですものね。

珊瑚もいろんな種類があって綺麗。。。

昨日のトレッキングで身体がねーー歳だわねーポカリポカリと浮いて、目の前に繰り広げられる魚絵巻をゆったり眺めてました♪

その後、続いてドボンと体験ダイビング。

クマノミ達がイソギンチャクの周りで遊んでます♪Junさんいわく、クマノミの幼稚園。ふふ、かわいい表現だな~イソギンチャクと共生するクマノミの画像かわいいですよ!クマノミさんはイソギンチャクの毒も平気なのね~ここのページ、面白い画像がありあますよ!

あっー、久し振りにシャコガイだ・・・シャコガイは美味しいらしい!あー、ツノダシも優雅に泳いでる・・・

いろいろな所で、シュノーケルをしたけれど、嬉しいことに沖縄の珊瑚は、まだまだどこにも負けないぐらい綺麗です

自然の力は驚異です。いつもいつも感心してしまう海の中。陸にはない色を感じ入って大満足 あ~、綺麗だぁ~!

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ヨットに上がってみると、おおっとびっくり!これにはホント驚いた!!!

こんなヤツがこんなとこに留まってていいの??最初は置物かと思ったカツオドリちゃんでした!

近くに東海大学の海洋研究所があって、そのうち研究所の大学生がカヤックに乗ってやってきて、「すみませーん、留まったら追い払って下さい!お願いします~!」と言ってました。あまり人に慣れささないようにするためかな???

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珊瑚はまだまだ綺麗とは書いたものの、勿論多くの問題を抱えています。その辺のことがとても分かりやすく書かれているHPを見つけました。
中村征夫氏 「海の警告に耳をすませ」 立正大学の生涯教育のHPですが、現在の海が置かれている環境問題に関することが書かれいます。暇なときにでもどうぞ。勉強になります。いやいや、絶対読んで欲しいな!1~7の4にちょこっとカツオドリのことも書かれてます。http://www.ris.ac.jp/life_learn/special/nakamura.html まずは、1の「森も川も海も、一本につながっている」から・・・

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ヨットの上でのランチタイム お弁当がおいしい~ ヨットはちゃんとトイレもあるし、ゆったりソファもあるし、ベッドもあって、宿泊のプログラムもあるんですよ!泊ると、きっと夜空の星に圧倒されると思う~~

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お弁当入れいいでしょ!これのもっと安いやつ、よくインド人が持って歩いてたー

午後からもシュノーケルを楽しむ娘達を見送り、きらきら輝く海原を見つめながら、ウトウトしてました。至極のひととき・・・しあわせタイム。。。そのうちごそごそバスタオルを取り出し、本格的におやすみなさい 

ママ、今度あの長袖のやつ買おうね!そう、西表に来て思ったのは、日本人皆長袖ルック!あれは何ていうの?UV仕様の何とか言うやつですよね。海外帰りには、ちょっと異様に見えた・・・だって、皆同じ格好、日本人。海外では、特にアジアではまったく目にしなかったこのスタイル。日に焼けると確かにシミが・・・でも、もうちょっと焼けてもいいんじゃない?日本人!!!逞しさが欲しいな、日本人。

「ママー、何か、目立つから、皆と同じように肌出さないようにしたら、南国帰りじゃないよーー、もっと焼けたっかたぁ~~!!!」嘆いてましたね、娘。

どちらもほどほどがよござんす!

帰りはゆっくりとセーリングで帰りましょう!

大きな帆を張り、皆で感激~ ユウちゃんでも聞いて帰りましょう~♪ いいですね~~60過ぎるとユウちゃんはユウちゃんでも石原裕次郎になるんですよねーーなんて言いながら、ミュージックで盛り上がりながら帰途に着きました。(誰が60過ぎてるんじゃ??) でも、オーナーの松永さんは裕次郎の方が似合うな~男気を感じます~笑

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気分だけ船長~                その節はお世話になりました♪

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また来るよ、西表の海~~

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帰りにニライナリゾートに立ち寄りました。入るなり、娘が「わあ~ここ素敵=!」カメラの充電が切れて、これしか撮れませんでしたが、HPにたくさんいい写真があるので、雰囲気はそちらでどうぞ!

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中でお茶を頂き、しばし優雅な気分に・・・ふふ、そばに永沢まこと先生の絵が飾られてました♪前に先生が泊った時に、送ってくださったそうです!ここで先生の絵に会えるなんて~~そういえば、皆で西表の旅に行ったといってらしたナ・・・♪ アドリア海の先生の絵なんか素晴らしいですよね~とは、松永さん。(そうですね=と、言ってしまったものの、アドリア海ってどこだっけ・・・)

ニライナリゾート、外に広がる木のデッキが素敵です♪ 松永さんのセンスの良さが垣間見れる素敵なリゾートでした♪

名残惜しい気分で、松永さんにレンタカー営業所までお送って頂きました。

さ、レンタカーで西表温泉のパイヌマヤリゾートまで向かいます。

今夜は温泉だぁ!

つづく

では

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2009年9月24日 (木)

の~んびり西表島旅行記 11 サワートレッキング2@グッドアウトドア

今日はランチから始まり

昼食は海の見える東屋で。料理人は、出戸さん!GoodOutDoorグッドアウトドアのランチと言えば八重山そば、その名も出戸そば 11人分のおそばを野外でどんな風に作るのか・・・外で食事を作るなんてまったく縁のないぱぱさんと暮らしているもんだから、出戸さんの素晴らしい男技に見とれてました♪娘は、しっかりと感じ入ったに違いない・・・こんな男も世の中にいるんだ、と・・・ (いいもの見たね。結婚まで色んな男を見なさいよ~笑)

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ペンシルケースのような四角い箱がぱかっと開いて、コンロに変身!それに、よく家庭で使うガスボンベを付ければいいんですね♪ 便利~~ 

へぇ~~!!って、感心してる間におそばの出来上がり!!!八重山そばに、ラフテー、シナチク(何とか筍っていってた・・・)、かまぼこ、もずく、空芯菜、紅生姜の豪華トッピング。下準備はすべて奥さまだそうです。陰での奥さまの協力は大きいですね。おいしかったですよ!

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おいしそうでしょ!島唐辛子を入れるとますます最高~!辛いのいいわ~!

誰もが残さず、完食!

大学時代はアメフトをやっていた大きな図体の出戸さんですが、料理人出戸さんは身体に似合わず繊細でした♪ 料理人はそうでなくっちゃ~食後にいれていただいたコーヒーがまた美味でした。それに、ひとりに一つ用意して頂いたこの水筒のお茶の冷たくて美味しいこと~~!!陰の力、大ですね

皆でおしゃべりの楽しいランチタイムでしたぁ。

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「さて、午後は大見謝(オオミジャ)の川で楽しみます。今度は水に入ったりしますから、荷物は全部置いてって、みんなライフジャケットをつけて下さいね。」 「はい!」と、返事はしたものの何も分からず、言われるままでござい。水の中に入る=ちょっと面白そう。位に思ってました。。。まさか、あそこまで、はちゃめちゃアウトドアを楽しませて頂くとは・・・

森の中を歩き、着いたのはこんな所。飛び込むと確かに気持ち良さそうな深みが・・・だが・・・だが・・・ええ~?皆飛び込むの~? 若い人だけやって・・・ええっ?(事の成り行きで・・・)仕方ないなぁ、一回ぐらいならしゃぁなーぃ!見た目より結構高いんですよ~~

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↑小学生Tくん、うれひ~~ そんでもって⇒は、私の飛び込んだ後のしぶき~ ひたすら、どぼどぼどぼ!とunder the water!沈みながら思った、こんなに沈むか・・・?

年寄り組み(一緒にしてごめんなさい、私が一番歳上。。。苦笑)の苦しげな感想は。。。めちゃ鼻に水が入ったぁ~~ Young men &womenは気分乗り乗りになってきて、ガンガン飛びまくり~~ うちのチアー娘ちゃん、出戸さんのリクエストに応じて、空中チアーダンス~~

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チアーダンサーin ジャングル ぃえ~い!        ぼしゃ~~ん

やっとのことで、岩を這い上がったのに、「じゃー、先に行きますから飛び込んでください降りなきゃ、進めません笑」 うそっ?早く言ってよ~!再度、勇気を出して、ドボン

でも、水の中気持ちいい!!!

少し歩くと、次は滑り台~?(母さん組は、ええっ~!の連発!ここをすべろって?!!出きるの? やってみると意外に楽しい。出来ちゃった

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助け合い~~手を引っ張ってもらって・・・ヨイショコラショのドッコイショ。。。

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ほほほ、ずぶ濡れで、お顔も頭も滅茶苦茶~~ 「ママー、眉毛にウォータープルーフの液、塗っといて正解だったね~」「うんうん!かろうじてお化けは免れてるかーー、笑」

ひと休みしている皆の顔は輝きまくってます!

ジャングルの宝石だわ~♪

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ぷかぷか浮くのが一番ブラボ~♪な気分 浮いてりゃいいのね~♪

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まさかここは飛び込まないよね?!         ここでは仲良く記念撮影♪

最後の飛び込み

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ほほほ、これが娘最後の雄姿でござい。

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こちら私の最後の雄姿                  魚だ!真ん中右下の方

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滝めざして進みまっせ~~ はい、隊長!いつの間に某おとうさんが隊長に。。。

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一段目の滝横を必死で(お尻でも何でもいいから押して~~)登り、第二の滝へ 泳いでも泳いでも進みません。。。どうにかして~~ママ、こっちこっち!引っ張ってくれてありがとよ、娘。

ははは、どうにか辿りつき、お陰さまで滝修行!

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ぎゃほぎゃほぎゃはは

初めて、滝の裏へ入ったよ~!「ママ、行こう!」「やめとこ!」うーん、でも。。。逃すと後悔するかも・・・その時一瞬そう思った!ぅう!勇気を振り絞って~「行こう!」「やったぁ!」と、嬉しそうな娘の声。ぅう、息を止めて~滝の中へ~!!!勇気、勇気あるのみですわー 滝に打たれて皆めちゃくちゃ~でもでも、そんなめちゃくちゃな顔がめちゃくちゃいい Lovely!

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午後の滝修行~~南無~~

笑った!笑った!めちゃ笑った!笑ってばかりの豪快な一日でした♪ 

こんなにしちゃっていいのね~~。枠がかぽんと外れたみたい・・・。

娘は・・・というと、帰ってきてから、友達にLOSTの世界へ行って来たよ~!もう小学生やってきちゃったよ~~!!!と、ご機嫌に話してました。そうそう、この日のあなたは、あのはつらつとして元気モリモリだった小学生の頃の顔で輝いてたわ!

お化粧品いっぱい並べて、お年頃も素敵だけど、この感覚を忘れないでね。

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少し前、出戸さんから写真のいっぱい入ったCDが送られてきました♪1000枚以上の写真が入っていました。びっくり!

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本当にありがとうございました。これを読んでくださった皆さん、もちろん西表島・カヌーツアーはグッドアウトドアGoodOutDoorですよね。大きくて優しい出戸さんに会って見てくださいね。

ブログに使おうと、バンのロゴを写してたら、「ロゴまで撮って貰って嬉しいです~!」と、出戸さん。その時にブログで宣伝しますと、約束しました。やっと書きましたよ!

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向こうで嬉しそうな出戸さんの顔競争激しいから、宣伝してもしても過ぎることは無いでしょう!設立当時はお客さん、年間100人で、要するに年収100万だったんですよ~なんて話も聞きました!二人目のお子さん誕生いつですか?頑張って!

今回は台風の影響のため、当初の予定の仲良川&幻の滝のコースは行けませんでした。でも、このサワートレッキングのゲータ大見謝の滝めぐりも大満足 次回は、カヌー漕ぎたいな!若い時、ジャスパー(カナダ)でやったんです!それがとてもいい思い出で。。。ジャスパーにはなかなか行けないからね。。。

次回は仲良川に行きたいな。

モダマに興奮してたモダマかあさんとチアー娘を覚えといてくださいね!

では

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2009年9月22日 (火)

の~んびり西表島旅行記 10 サワートレッキング1@グッドアウトドア

サワートレッキングってやったことあります?

沢を登っていくんです♪

「ママー!沢ってなぁに?」 答えようとして言葉に詰まった・・・沢って、こんな川よ!なんていったけどホントは曖昧・・・細い川のことかな?(細い川、短い川の通称でした!普段川に縁のない生活してるから、あいまいでした 皆そんなもん?)

水の中をじゃぶじゃぶしながら・・・時にはごつごつしながら・・・足元に神経集中~ じゃないと、つるりん

そこで、皆でこんな靴に履き替えました♪

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裏は滑らないように、フェルトが貼ってあり、中で指先が足袋みたいに分かれてます♪

軽くて歩きやすい。

地下足袋みたいなもんですね。

って、地下足袋、履いたこと無いけど・・・笑)

Rimg0817あそこに滝が見えるでしょ!ゲータの滝です。

あそこまで行きますよ~

どこ?どこ?

遠くを見渡せど、???

ずいぶん遠くに見えるけど、約1時間で行きますから~~

はるか遠くにそれらしきもの・・・よく分からんがあれにしとこう!さ、緑の中へ出発 いいね、いいねぇ!顔も心もにんまり~

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少し歩くと、あっ、サガリバナ~~!「サガリバナはもう終わっちゃったけど、まだ残ってるのもありますねー!」足元にひとつポツンと落ちてました。西表島では、6月下旬から7月下旬ごろまで約一ヶ月間が、さがりばなの季節。osugiさんが綺麗だったとよく言ってます。空気の張り詰めた早朝、川面に一面に広がるサガリバナはきっと私の想像なんかより遥かに幻想的な光景を作り出してくれるんでしょうね!

グッドアウトドアのサガリバナツアーはこちら。http://www16.ocn.ne.jp/~g-o-d/sagaribanaseijaku.htm ←めちゃ、宣伝だわ~笑

サガリバナ見たいなぁ!誰か行きませんか?

このBarringtonia(サガリバナ科ゴバンノアシ属)は、亜熱帯~熱帯地域に約40種あります。シンガポールボタニックガーデンでも、大好きでよく見てました。そのときの記事をよかったら、どうぞ。

・さがりばなhttp://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_09a3.html
・さがりばな その2http://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_d15b.html
・さがりばな その3黄色いさがりばなhttp://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_9928.html

サガリバナどこかな~?って、上の方をちょっと探したけど見つからない。どこ~?何て探してると、前はどんどん行っちゃうし・・・今日は植物観察ツアーじゃないからねー。待って~~でも、ガイドの出戸さん植物にも詳しいです♪

さ、「歩こう~、歩こう~、私は元気~~♪歩くの大好き!どんどん行こう♪」馬鹿みたいに浮かれ気分 自然大好き。

オキナワキョウチクトウの赤い実がごろごろ落ちてましたが、今日は歩きましょ~~!潔くカメラは引っ込めましたが、ははは、もち後悔してます~~撮っときゃよかったぁ リンクさせてもらったから、クリックすると実も花も見れます。見てみて!真っ赤な実。あっ、キョウチクトウ毒だから食べちゃ駄目ですよ。

歩いてると、時には、前からこんなのが廻ってきます♪ ゴメン、無理、パーース!

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キノボリトカゲ

250pxidea_leuconoe28pupa29画像・ウイキペディアより
オオゴマダラ       オオゴマダラの蛹(さなぎ)は金色で綺麗なんですって!

大きなシロとクロの蝶もひらひらひらと・・・オオゴマダラだぁ。ほんとにひ~らりひ~らりと優雅に飛ぶんですね♪

いよいよ、川のルートを辿ります。どんな感じかは、写真を見て頂ければ・・・

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やっぱ、ジャングルだわ~ シダがたくさん生えてます。そんな中、さすがに巨大なヒカゲヘゴが目立ちます!ジュラシックパーク的な巨大なシダ植物見えるでしょ。ヒカゲヘゴは西表島で、一番大きなシダ。高さ10mにもなるんですよ。久し振りのジャングルに、心はきゃほきゃほ~ 私、ジャングル病ですわ~ 

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 ㊨ ヒカゲヘゴは成長と共に葉柄を落とすので、その跡が綺麗?な模様になる

そのうち、おおー、モダマ(エンタダ)ではないの!

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学名:Entada koshunensis マメ科

このツルは・・・・!!! まさにモダマのツルじゃぁああああ!

モダマってなんじゃ?と、おっしゃる方へ!モダマは心躍るんですよ!大きな、大きな莢を持つつる性植物。我が家にもいっぱいあります!こんなの!まるでジャックと豆の木の世界でしょ?!なんと長さ80~120cmにもなるんですよ!モダマは漢字で書くと「藻玉」。 流れて漂着してきた茶色いタネを海の海産物と考え、磨くと玉のようになるので、「藻玉」と呼んだそうです。

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これはタイ産。シンガポールで買ったもの。
莢がぶら下がってるのを取って、この手でぶら下げたい~~

「出戸さん、これモダマですよね?」 嬉しそうな顔で出戸さんが近づいてきてくださった。「よくご存知ですね。コウシュンモダマです。」

モダマ(Entada spp)の仲間は、熱帯から亜熱帯にたくさんの種類があるけれど、これは八重山地方に生えているコウシュンモダマだそう。コウシュンっていうのは、台湾の高雄(コウシュン)から由来してるんだそうですよ。

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その後、モダマのツルがたくさん登場・・・出戸さんによると、今年は駄目ですね。3年ぐらい前は凄かったんですよ! あっちにもこっちにも莢がぶら下ってて:::ええっ、そんな時にはメール下さい!飛んできますから~~ これホントですよ!

奄美大島 漂着マメの資料室というHP面白いです。その中の漂着マメ図鑑にモダマが。。。グッドアウトドアのHPにもモダマが。。。妹さんがいっぱい莢をぶら下げてるのが羨ましぃぃぃ。

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ギランイヌビワ クワ科 イチジク属

うほほ!どの植物見ても、うほほ!懐かしい風景だわ、あっ、イチジクだぁ!Ficusですぞ!幹に直接実をつけている幹生果。和名は、ギランイヌビワ。いつも思うんだけど、ビワってどうして言うのでしょう?南国の植物を語るのに欠かせない植物、イチジクについては、TOMちゃんのイチジクを読んでね。

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この大きなシダは何でしょう?ナンヨウリュウビンタイ?

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だんだんジャブジャブ状態になってきた~腰まで浸かる~足元に必死でしゃべれない~~ははは、でも、楽しい!必死だけど楽しいの~ 

やっほー!ゲータの滝に到着です!ゲータの滝は3段の滝。

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 一段目 滝を見た途端 テンションアップの娘。超ご機嫌!太陽のように輝いてること!

さあ、これだけじゃつまらないから、上の二段の滝に行きますよ。ここからは、ほんとうにジャングルですから・・・気をつけて歩いてくださいね!はぁ?? 確かに雨上がりで滑る滑る。。。でも、これで皆仲良くなれましたね~ 気をつけてください。滑りますよー。手貸しましょうか?いいですねーこういうの。

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バーズネストファーンも懐かしい。西表島では、シマオオタニワタリといいますね。

山を歩くのに、モダマのツルやクワズイモの茎がこんなに役立つなんて・・・キャーキャー言いながら必死で掴まりながら、無事二段目の滝へ。

私はもういいわ~~、娘は、即滝へGO!この時、私はというと、滝は一回でいいなんて思ってました。午後あんなことになるとは・・・まさか・・・

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出戸さん、防水カメラでバチバチ写真とって下さいます。 嬉しい!

元気のいい青年3人崖をよじ登って、3段目の滝へ 

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野球少年H君 この逞しさに日本の前途は明るい気がした!

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三段目の滝からの眺め 二段目にいる人見える?

そろそろ戻りますか~!お昼ですね。

あの海沿いの大見謝ロードパーク駐車場脇でご飯たべましょう!

続く

では

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2009年9月20日 (日)

の~んびり西表島旅行記 9

3日目の朝、いよいよ今日は緑の中を歩きます!

西表島ばかんすツアーグッドアウトドアのツアー楽しみ♪

ぅん?なんじゃ~?娘を見ると、なんと履いているのは白い短パン!「今日はシロじゃないでしょ~~?!」「なんでよ~歩くだけでしょ~、せっかく持ってきたのに・・・ もう、うるさいな・・・」「予定変更でどこに行くか分かんないけど、うーーん、きっとそのまんま滝とか飛び込むかもよ~!」「ええっ?」 ちょっと興味を示した顔・・・でも、言った言葉は・・・「もう== 付き合えばいいんでしょ~~!」 そうそう、今日は付き合えばいいんです~!ふだんハイキングとか誘っても、あまりいい反応をしない娘。。。あまり何も言わずに緑の中へ連れてっちゃえ~~作戦です!いつかシンガポールに来た時、植物園歩き無理だったわ~~(ρ_;) でも、西表の自然は絶対違うはず・・・あなたの本質、母は知ってますわよ 

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部屋のドアを開けると、トックリヤシとシーサーが笑ってお迎え。おー、いよいよ西表も復活かな~~ まだ、少し風は強いけどいい感じの日だわ~

水着を着て、短パンにTシャツで、迎えに来たバンに乗り込み、さあ発車~~!

いつも旅で乗るバン。

これが旅の気分を盛り上げてくれますね♪それもアクティブなツアーのね。。。

今日の仲間は、家族が多くていいな~!私達を入れて3家族と独身男性一人計10人。子どもは、小・中・高・大と各一人ずつ。ガイドの出戸さんも想像通りで、話も面白く、楽しくなりそうです♪ぃえーい!他人さまと一緒で気分がアップしてきましたよ!

目指すは、ゲータの滝とオオミジャの滝になりました。サワートレッキングです♪どんなんでしょう。初めて見る西表の島の景色をきょろきょろしてました

アジアでツアーのバンや乗用車に乗り込むと、、、かなりのスピードで走りませんか?!いやはや、半端じゃないスピード!!!助手席になんて乗ったら、必死で取っ手を握ってた~~ そんな経験の人も少なくない筈。プーケットなど、かなりですよね。ほんま、怖い!

それが、出戸さん、ゆっくり運転。丁寧な運転だな~なんて、最初は思ってました♪ が、後で知ったのは、島全域、制限速度40kmなんですね。 なぜ??・・・それはね、道路を渡る動物を守る為。。。

250pxcuora_flavomarginata セマルハコガメ・画像ウイキペディアより

セマルハコガメ、シロハラクイナなどがよく轢かれるらしいですよ。セマルハコガメは天然記念物。おおー、シロハラクイナちゃん!!!シンガポールボタニックガーデン・シンフォニーレイクにいますよ!いますよ!懐かしい!!!初めて見たときの記事シロハラクイナを見てみてください。ありがとう!

Rimg0011 シロハラクイナ@シンガポール

「シロハラクイナはどんくさいんですよ~!頭が悪くて、危ないと思っても、後ろに戻れない・・・急ブレーキかけて、叫んじゃいますよねーー早く行けって!」私も、その数日後、レンタカーで走っている時、シロハラクイナちゃんに遭遇。びっくりして急ブレイキかけましたねーー。クイナちゃんですよ!私の大好きクイナちゃんを殺すわけにはいかん!!!

楽しくしゃべりながら走っていると、突然出戸さんが、「道路がこういう風にゼブラになってますよねーー。これは、内地みたいにスピードを減らすためじゃないんですね~~。ヤマネコに車が来てるよ~~って、知らせる為なんです~!」

55_24 ゼブラってこんなの 

またまたご冗談を~~、冗談がうまいこと!笑っちゃいましたぁ~。

が、ありぇ??出戸さん真面目に話を続けます。これは真面目な話。ほんとの話でした 島では、イリオモテヤマネコが出そうなところは道路がゼブラになっていて、がたがたがたがたという音や振動でイリオモテヤマネコに車の存在を知らせるのだそうです♪へぇ~~ でしょ?! それほど、島の人達はイリオモテヤマネコを大事にしてるんですね。

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道路標識いろいろありましたが、撮れなかった・・・

特に春先は子猫が出てくるんだそうです。まだよく分かってない子猫がふらふらっと出てくるんですって・・・この間も事故があったとか・・・

 

現存するイリオモテヤマネコの数、推定100匹とか・・・

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交通事故で死んだ山猫ちゃんの剥製

出戸さんは、事故にあったヤマネコに出会い、死骸と一緒に写真も撮ったことがあるとか・・・尾瀬でのガイドの星さんが、イリオモテヤマネコっていないらしいですよ。なんて言ったから、半信半疑だったけど・・・今となっては恥ずかしい発言じゃよ~~。

ちゃんといるじゃないですか、イリオモテヤマネコ。

島中で守ってます♪

イリオモテヤマネコはとても賢い猫だそうで、海も泳いだり潜ったりできるんですって!守るために、他にも道路の下に工夫がされてたり、、、そのことはまたね。

話題がイリオモテヤマネコにそれて、今日は緑の中を歩くとこに行けませんでした♪

明日こそは、いよいよサワートレッキングです♪

では

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