オオシマザクラ
学名:Prunus speciosa(シノニムPrunus lannesiana var. speciosa)
バラ科サクラ属
一般名:オオシマザクラ大島桜、タキギザクラ
原産地:伊豆大島はじめ伊豆諸島
桜といえば、まずはやっぱりソメイヨシノですよね?!
さて、ソメイヨシノは野生種、それとも園芸種?
ソメイヨシノの起源については色々な見解があるみたいなんですけど、最近、遺伝子解析による研究の結果、ソメイヨシノの起源はエドヒガンザクラ系品種(母種)とオオシマザクラ(父種)の交配によって、生まれたものであるということがわかったらしいです。江戸時代に染井村(現在の駒込)で作られた園芸種なんですって。
おー、そうなんだぁ!お父さんが、オオシマザクラ??
おおー、オオシマザクラといえば見ましたよ!大船フラワーセンターで!
畑の奥に咲いていたので、遠くからしか写真が撮れなかったけれど、花びらが大きくて華やかな桜でしたぁ!老木から枝が出て、命を吹き返してます。
花は白であでやか~~。このあでやかな大きめの白花がソメイヨシノに遺伝してるのですね~♪ 枝先に3~4個かたまって花が咲きます。
オオシマザクラは、高さは15mに達する落葉高木。
一番分かりやすいのは、桜餅の葉っぱ。あらまーーー、そうだったのね。。。私なんて、オオシマザクラ=桜餅の葉っぱで、ストンと頭に入りましたぁ♪葉っぱは香りがいいので、塩漬けにして桜餅の葉に使われます。花もいい匂いらしい・・・ 匂ってみたいな!江戸時代には薪(たきぎ)に使われていた記録があります。その為植栽されたので、伊豆半島や房総半島でも多く見られ、タキギザクラとも言われます。
伊豆大島には、サクラ株という特別天然記念物に指定されている樹齢800年の大木があるんですが、主幹は古くなってしまって枯れてしまってはいるものの、新しい若木がたくさん幹から出ているそうです。
現在日本に多くの種類のサクラがありますが、このオオシマザクラがなかったら、こんなにも多くの種類はないだろうと言われるほど、このサクラから多くの子どもの桜が生まれてるんですよ~~。苗は他の桜の接木に使われます。
だから・・・
オオシマザクラは桜のおかあさん!!!
では
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