ブルーマウンテンズと土ボタルツアー その6
エコーポイントで、霧の中から姿を現したスリーシスターズに感激はしたものの、お天気は相変わらず、ドン曇~
そこで、ブルーマウンテンはひとまずぶっ飛ばし、先に土ボタルを見に行くことに決定!その為、早いランチを食べにジグザグ・レールウェイのクラランス駅に向かいました。
今日のランチは、クラランス駅の隣の公園でピクニックランチです!
その途中、車を止めて、黒沢さんが植物の説明をしてくれました。
↑ユーカリの葉を手にして、説明中の黒沢氏 ↑コアラの食べる葉でお馴染みユーカリ
オーストラリアでは、森の3/4がユーカリらしい。この辺ではまだその実感はなかったけど、この後、走れど走れどユーカリ~~~
そんな森を黒沢号は駆け抜けていったのでしたぁ!それはどんなとこ?それはこんなとこ~~!!おおっと、どっこい、それを今教えちゃったら、もったいない== またのお楽しみ~!そこではとっても素敵な花を見たからね~
今日はこれを見て下さい。
これに、ユーカリの種が入ってるのです。穴の直径1cmぐらい。この中に入っている種は飛び出し、地面に散って行く・・・ でも地面に飛び散った種は陽が当たらなくて発芽することができません。ジーーと発芽の機会を待っています。オーストラリアのブッシュファイヤーのことは耳にしたことがありますか?いわゆる山火事。人災による山火事もあるけれど、乾燥地帯であることや、ユーカリの葉には多くのオイルを含んでいるため、発火しやすいこともあり、頻繁にブッシュファイヤーが起こります。
実はこの様子も David Attenboroughの「The Private Life of Plants」で見れるんですよ!!!なんてタイムリー!大興奮で見ちゃいましたぁ。 TSUTAYAにあります。「植物の世界」全6巻 日本語字幕 もう絶対お勧め!!この小さな壷みたいなのから、種が飛び出すところから、発芽まで映像で見れるんですよ!凄いです!!!
このユーカリの種は山火事のあとの降雨後に発芽。ファイヤーによって、今まで樹冠に覆われていた地面には陽が射し、発芽することができます。灰も栄養の助けになる。すべての条件が整うんですね♪
山火事を経験しなくては、発芽しない植物ってたくさんあるんですね。ボトルブラシツリーもその類。。。バンクシアも。。。彼らは、種が山火事の刺激によって炸裂して、初めて外に飛び散るらしいですね。だから、山火事が無くては種が増やせないという点では同類ですね。
これが、そのバンクシアの実。子どもの絵本のキャラクターになっているといってましたが、確かに。。。おどろおどろしい雰囲気~~水木しげるの世界じゃわーーー
バンクシアもたくさんの種類があるんですね。これは一体何の種類かな?ちょっと調べただけじゃ、分かりませんでした。この日一日だけでも、かなりの種類のバンクシアを見たような気がします。
この植物、いつかどこかのHPで見て知っていたのを、黒沢さんに見せて貰ったので、嬉しかったのに、名前を忘れてしまいました。角がふたつある悪魔のような名前の植物だったような・・・誰か知りませんか?教えてください!
(分かりました!マウンテン・デビルでした!)
さて、いよいよ。クラランス駅到着。ちょっと肌寒い日だったので、即トイレへ直行!トイレ直前で蒸気機関車が走り出すポー~~~!!!!という音が・・・ううう・・・でも、トイレに行きたいのが勝ってしまって、急いで済ませ飛び出していったのですが、蒸気機関車は、あーーー行っちゃう~~必死で撮った写真。鉄子じゃないから私・・・鉄子だったら、興奮してるんでしょうねーーー
前の方は煙に巻かれて見えません~~でも、シューーーっといういい音でしたよ。
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ジグザグ・レールウェイとは・・・
ブルーマウンテンズの西外れの町リスゴーLithgowから10km東のクラレンス駅を発着する。1866~69年にかけて山越えのために敷設されたもので、1975年にボランティアなどの手により観光用に復元された。水曜日と週末、それにNSW州の祝日、スクールホリデーには蒸気機関車が客車を引っ張るので、できることならそれに合わせて出かけたい。
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あわせて出かけたわけじゃないけど、SLにあっちゃったわん。これまたラッキー!

ちょっと寒かったけれど、ここでランチを食べましたぁ。黒沢さんが用意してくださったお手製のサンドイッチに温かい飲み物でホッとしました。チキンも美味しかったぁ。オーストラリアならではのティムタムのチョコも。。。自然の中で食べるのはやっぱりいいなぁ♪

この駅の傍にもたくさんオージープラントが見れましたが、時間が無いので出発!
さて土ボタルを見に、KIツアー黒沢号再度出発です~~!!
では
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