学名:Dracaena draco ドラセナ・ドラコ
英名:Dragon’s Blood Tree, Dragon Tree
和名:龍血樹(竜血樹)リュウケツジュ
科名:リュウゼツラン科
原産地:カナリア諸島
みなさーん、今日はこの木を一緒にお勉強しませんか?シンガポール植物園にはないけどね。一度は見てみたい木です!
シドニー植物園で気になった木。なんだかアロエをいっぱい集めたような感じでしょ?!
実はこの木、本当は姿がかわいくて面白い木なんです。じゃじゃーん、横から見ると・・・
近寄らないようにと、柵で囲んであります。なんか傾いてない??!!

横に看板が立っていました。
「どうして ドラゴンズ・ブラッド(ドラゴンツリー)は倒れたか?」
ふむふむ・・・
シドニーでは、何年も雨の少ない干ばつが続いて、今年突然雨がたくさん降ったものだから、急に成長して根が樹冠」を支えきれなくなって倒れたらしいです。今年の5月2日に。
植物園は、必死の努力をしているけれど、生存率は40~60%とか・・・
がんばれ! 龍血樹!!!
ぜひ、生き延びて欲しいものです。
看板には、
本来このDracaena dracoは、長生きで650年も生きる。この木もカナリア諸島から運ばれてきて、植えられてから100年以上経っている。10年で1m成長し、高さ10~20mに成長する。幹をカットすると赤茶色の血のような樹液が出ることから龍血樹と言われる。と、書いてあります。持ち直してすくすくと大きくなって欲しいものです。
お馴染みShuさんのHPにまだ立っていたころのこの木の写真がありました。去年の3月撮影の同じ木。確かにこれと比べると小さい。。。嬉しいことに、実も見れます。。。http://www.botanic.jp/plants-ra/ryuket.htm
うむ・・・・。なんか、近親間を感じた龍血樹。調べてみました。カナリア諸島ってどこだっけ・・・ふふふ、スペインのそば、、、そうだったぁ♪でも、リュウゼツラン科の植物はたくさんあるけど、このDracaena dracoは、元来ソコトラ島の固有種って書いてあるものもある。むむむーー???ソコトラ島ってどこよ??? これは分からん・・・笑
(後で分かりました!リュウケツジュは週類が複数あり、Dracaena cinnabari がソコトラ島固有種だそうです。)
ほほほ、皆さん、動植物の固有種がたくさん生き延びているのは、マダガスカル島とソコトラ島なんですって!「ほほほ、それって常識よ!!!」って、今度誰かに言ってみたい。笑 でもでも、正直マダガスカル島は知ってるけど、ソコトラ島は初耳。。。
どこよ!そこ!
調べてみると。。。もっとも地球に見えない島とか凄いらしい。。。結構行ってる人いるんですね。いろんなHP見てるとぞっこんになっちまいましたよ!ぞくぞくしちゃうから・・・見てみて!!!
ブロッコリーみたいな龍血樹がぼこぼこだよ。かわいい♪こやつの本来の姿を見てやって~♪
ーーーーーーーー
さて、ソコトラ島はどこでしょう!
自分で調べてね!!!
なんて冷たいことは言いませんよ~~~~~~
ソコトラ島は・・・・簡単に言うと、サウジアラビアの南にイエメンがあって、その南にある島。ウィキペディアでは・・・
アラビア半島の南300km、アフリカ大陸の東端アシル岬の東北東240kmに浮かぶ、イエメン領内のインド洋上の島。広さは東西に約100km、南北に約40km。もっとも大きな街は北岸沿いにあるハディヴ。島のすぐ西側は、アラビア半島とアフリカのソマリア半島に挟まれたアデン湾となっている。古代からアラブ人、インド人、ギリシャ人などの商船の寄港地として栄えた。現在は、多くのヤギが島内のほぼ全域で放牧されており、イエメン本土のあるアラビア半島とは異なった生態系を形成している。
2008年、ユネスコの世界遺産(自然遺産)として登録された。
ーーーーーーーー
木の幹から出る血のような樹液をとっているところ。YOU TUBE。なるほど、納得!
ここをクリック!http://jp.youtube.com/watch?v=2Chiq9F4lW8
このHPも楽しそうでした。龍血樹がたくさん生えてますよ。ボトルツリーも一杯あってピンクの花が・・・綺麗です♪私この木大好きなんです♪
http://homepage3.nifty.com/sekai-hekichi/ym-january03-2.htm
このHPも読んでみて!http://plaza.rakuten.co.jp/suisui6103/diary/200805230000/
ソコトラ島魅力的***
世界が広がって嬉しい日でしたぁ♪
今テレビでスケートなのーーー見なくちゃーーー!!!
急げーーーーーー!!!
では
**********
まゆりさん 大変失礼いたしました。ブログを拝見させていただいていたら、日本にご帰国になっていたのですね。それとは知らず、11月24日のコメント。何とも汗顔の至りです。どうかお許し下さいますよう、お願い申し上げます。
シンガポールで私のジャカランダを、という夢は潰えてしまいましたが、耐寒性の検討で今後お願いすることがあるやもしれません。その節は、どうぞ宜しくお願いいたします。
ーーーーーーーーーーー
まゆりさん 夢を繋ぐことが出来るかも知れないとのこと、有難うございます。
もともとその植物が種形成をしてきた場所と違った新しい場所で、どんな新しい顔(側面)を見せてくれるのか、とても興味があります。私のジャカランダは交配種ですので、若干意味が違いますが、それでもJ.mimosifolia系列であることに間違いはありません。
TOMさんのブログに書かせてもらいましたが、シンガポール植物園のジャカランダは、世界中に広く流布しているJ.mimosifoliaではありません。その意味でもどんな反応の違いが出てくるのか、興味津津です。関心をお持ちのお友達がおられたら、有難いです。どうぞ宜しくお願いいたします。
私は日本で育ててみます。
どなたかぜひシンガポールでKENさんのジャカランダを育てて、KENさんの夢をかなえてあげて頂けませんか?責任重大!なんて考えないで大丈夫ですよ。
ぜひぜひ、名乗りでてくださーーい
待ってます~
では
*******