ハリラヤといえばクトゥパ!
昨日は自然友の会ARAMAK探検隊の散策の日でした。
朝からとんでもない雨。凄かったですね、雷も。雨にめげず参加したのは8名。ポジティブに生きればいいことがある!!の言葉通り、楽しい珍道中でしたぁ♪
歩いたのは、MRT「EUNOS」の駅から、EAST COAST RDまで。雨も少しばかり小降りになり出発。今イスラム教の人達はラマダンの真っ最中。一ヶ月間、陽が昇り、沈むまで断食をします。今年は10月1日がラマダン明けのハリラヤプアサの日。「ハリ」は「日」、「ラヤ」は「すばらしい、めでたい」という意味で、「プアサ」は「断食」。断食明けのめでたい日、と言うことですね。そして、お正月を迎えます。
↑夜はハリラヤの飾りのライトアップが綺麗 ↑カモーン!これからJoo Chiat Rdを歩くわよ
ここは、Joo Chiat Rdと Changi Rd の交差点。この辺りからゲイランロードまでイルミネーションが続きます。
マレー料理の看板が目に付くね~なんて、言いながら歩いていいると、ショップハウスの下でこんな風景に出会いました。
なにやら、一生懸命作ってます。
こんにちは、何を作っているんですか?
こうやって、ココナツの葉で編んでこの中にライスを入れるの。
へ~~~、何でも珍しい。
シンガポールに住んでいても、ほとんどシンガポーリアンの人たちに触れる機会もなく、知らないことばかり。チャイナタウンに行けば、中国語が分からず、ちんぷんかんぷん。こうやって、ゲイランやカトン付近を歩くと、今度はマレー語がちんぷんかんぷん。インド人街、アラブ人街しかり。いろんな国がごちゃまぜでよく仲良く暮らしていますよね。もちろん、私達日本人には目に見えない差別感は存在するのでしょうが、素晴らしいシンガポールの一面です。
あるタクシーの運転手が言ってました。HDBのお陰だよ。貧しい人達が、ある程度の生活基準の住処を得る機会を政府から与えられた。宗教の違いなく、みんな嬉しかった。そして一緒に暮らすことで宗教の違いを超えて仲良くなったんだよ。仲良くなるのは一緒に暮らすことだよ。そう言っていたタクシーの運転手の誇らしげな話しぶりは印象的でした。
さて、この親子の作っていたのは、左のポスターにドンと載っているココナツの葉で編んだ四角くてかわいい入れ物。
写真とってもいいですか?
いいよ!あなた達はジャパン?
そうそう、ジャパン!笑
暫くの間、ここでこの入れ物作りを見学させてもらいました。いいですよね、こういう伝統的な作り方が親子代々伝えられていくのは・・・
↑これが椰子の葉。束になって売ってるんでしょうね。帰り際に一つ貰って、嬉しくてバックパックにくっつけて歩きました。ちょっとした心配りが嬉しいひと時。やっぱり旅は触れ合いが一番♪
さて、さて、この時点ではこのお米を入れるものの名前もわかってませんでした。どうして、もっと詳しく聞かなかったのでしょう?歩きはじめだからテンションがまだ低めだったのか・・・いえ、英語の問題ですな。笑
帰って調べました!このものは何じゃ~???
名前は、「クトゥパ」
お正月である、ハリラヤで食べるご馳走には欠かせないものでした。ハリラヤといえばこれでしょ!っていう存在らしい。いろんな編み方があるみたいで、これはKetupat Bawang(たまねぎクトゥパ)。これか三角形が一般的?これにココナツミルクを入れて炊いた御飯を入れて蒸すらしいです。蒸して水にさらして、それを一晩ぶら下げて、乾かして食べる。きっともち米ですね。
だから、ハリラヤの前には、この小さなかわいい籠をべちゃくちゃしゃべりながら何百個も作るみたいです。
納得~!こんな記事がありました。http://suntours.blog15.fc2.com/blog-entry-224.html
調べていてもう一つ分かったこと。それは、サテーの時に一緒に出てくる白い四角いモチモチしたもの。今までお芋かと思っていました。なんと、あれもクトゥパでした!!!こちらも納得~~!あの白いクトゥパにピーナツソースを付けて食べると美味しい!miyomamaさんとどんなお芋か知りたいね~と、言ってたの!!!あれはお米だったのね
サテーの写真がないのが残念。どっかになかったかな?探し当てたらここに載せます。っていうか誰か持ってません??
持ってたら頂戴ませ。
昨日から、このクトゥパがなかなか覚えられません。
うーん、覚え方は・・・
勉強が苦痛で、頭がパーになっちゃった!に決定。笑
クツウでパー → クトゥパー よっしゃ~
では
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