イロモドリノキ(バウヒニア・コッキアナ)
学名:Bauhinia kockiana マメ科
Common name: Kock's Bauhinia イロモドリノキ
原産地: マレーシア半島
7月4日にこの花のスケッチを紹介して、まだ花の説明を載せていないので、今日はオレンジ色の生き生きした花イロモドリノキ(バウヒニア・コッキアナ)のご紹介です。シンガポールでこの花ははずせませんもの。
スケッチは封筒入りカードにして見ました。どうでしょう?
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さて、このイロモドリノキ、漢字で書くと色戻りの木。名前の通りに最初黄色で咲いた花は受粉を終えると色褪せ、黄色っぽくなっていきます。黄色→オレンジ→黄色と色が変化するので、イロモドリノキという訳。つる性を生かして、よく個人の家の庭で屋根の方まで綺麗に伝わって咲いているイロモドリノキを目にします。車の中などから、あーーー、綺麗ーーー、ついつい目がいってしまう花の一つがこれですね。TOMちゃんのブログで綺麗なもんの写真がありましたっけ。。。
おおっ、ちょっとでかっ!!まあ、よく見えていいかな?!黄色い花のオシベの先に蜜の塊が見えるでしょ?私は今がお食べごろよ~!って、黄色い色で虫を呼びます。魅力的な赤い色まであるわよ~ このぷちんとオシベの先っちょについている丸い蜜の塊を食べてみると、「甘い~!」人間様にも魅力的でしたよ。
もうひとつ、この花をシンガポール植物園で説明するときにはずせないのが、このメインゲートの話題。モチーフに使われているのは、このイロモドリノキなんです。よく見てみると、分かってもらえるかな?つる性植物の感じがよく出てますね。
植物園では、コーナーハウスの前、プラントハウス、メインゲート付近、そしてフードコートのタマンセラシでいつも綺麗に咲いています。ボタ本(Singapore Botanic Gardens・日本人会出版) P87
3本の葉脈がくっきりと目立つ葉。
一つ、一つの花がたくさん集まった総状花序。花は約5cm位。葉は約10cmぐらいから。花びらはなかなか散りません。散らずに子房が大きくなって、莢をつけている様子も良く見られます。この様子もTOMちゃんのページに写真ありー。
シンガポールに彩を与えてくれている花です。
私も大好きですよ。
ついつい舐めてます~笑
では
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コメント
初めまして。植物のブログをやっているものですが、Bauhiana kockianaの紹介をしたく、この素晴らしい写真をお貸しいただけないでしょうか。
投稿: WEST | 2008年12月14日 (日) 20時38分
WESTさん、はじめまして。
良かったら写真お使い下さい。
今気がつきました!学名を間違って記載していました。正しくは、Bauhinia です。今まで全然気が付きませんでした。
気が付いて良かったです。
ありがとう!
投稿: まゆり | 2008年12月14日 (日) 22時21分