びわ?マンゴー?マップラーンと呼ぶ果物
昨日アップしようとして、あっけなく消えてしまったマップラーンの記事。仕切りなおして、また書きます!!!ちょと辛いが、さー書くぞー。
この頃話題にのぼっている果物があります。「イセタンで売ってるんだけど、まるで枇杷みたいなの~!」「でも味はマンゴーみたいなの~!」 みんながそう言っている噂の果物。
それは、上の写真のもの。
イセタンでの名前はMabang Thai
食べてみると、甘酸っぱくて美味しい!!!
でも、中にマンゴーのような大きな種が入っていて、食べることろが少ない。。。それがとても残念。
一体このものの正体はなんじゃ~?~!
ふつふつと沸いてきました好奇心。調べてみることにしますか・・・
手がかりは、「Mabang Thai」 さっそく検索にかけてみると、反応悪い・・・何とか言語とか何とか種族とか、関係なさそう・・・ひとつ、同属がいるもので、イセタンで買ったんだけど誰か教えて!というブログがありました。よっしゃー!今調べるよ~!笑
うーん、皆なら次はどうする? 「タイ フルーツ」で検索してみることに・・・・・でてきますねー美味しそうなページが・・・しばし、見とれて楽しんでいると、おおっ、これだああ!!!
意外に簡単に見つかっちゃった正体。名前はマップラーンらしい。しかし、名前だけでは今ひとつ情報不足・・・なんて思っていると、このページに行き当たりました。チェンマイ・田舎・新明天庵だよりhttp://chaocnx.seesaa.net/article/38095802.htmlここに、学名まで載っていて、先が明るくなってきましたよ。このページ色々おいしそうフルーツも載っています。新明天庵さんありがとうございます。学名を検索してみると、色々なことがわかりました。
学名とか難しいことは後回しにして、
タイでは、マップラーンma-praang とかマヨンma-yongとか呼ぶらしいですね。マバンとは呼ばないのかな・・・
英語では、Maprang、Marian Plum
マレーシアでは、kundang, rembunia, setar
インドネシアではgandaria
それが、和名がありましたよ!アカタネノキ
国によって、土地によって、呼び方が色々ですね。
うるし科。種類が大きく分けて3種類。甘味系、酸味系、それに両方が混じったような甘酸味系。もともとは甘味系が主流だったのか、その種類の種が赤紫色なんです。かわいい子葉も赤いとか・・・それで、アカタネノキという名前がついたんですね。
きっと、東南アジアではその辺に当たり前にある果樹で、果樹栽培品種・流通としてはまだ新しいんですね。2003年ごろから少しずつ栽培されているようですが。
常緑樹。葉は先がとがった楕円形。10~20mに達する種類もある。甘味系は生食。酸味系は魚料理の調味や加工品に。原産地では日常の果物。酸味を出す料理ではタマリンドの代用品になるとありました。ハワイでも食べられるみたいです。
最後に、見つけました!!!マバンという名前。このHPで。。。http://homepage3.nifty.com/yao/ka32-2.html マバンは残った。という数行の記事。読んでみてください。マバンを植えた男性の冥福を祈りましょう。
学名:Bouea macrophylla Griff.,
synonym:Bouea gandaria Blume ウルシ科
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最後に、なんとこの木。ボタ本(シンガポールボタニックガーデン・来週日本人会ショップで販売予定)に載ってました。ぎゃはー!灯台下暗しとはこのこと!!!ねっとで世界中を巡り巡って、最後には私の机の上にあるボタ本に説明が載っているではないの・・・さすがボタ本!!!なんちゃって!!!S32の木です。買っていただいてみてください!名前をマリアム プラムという英名から、ボタ本ではマリアムと表記しています。
この木、シンガポール植物園でも見ることが出来ます!
来週販売予定のボタ本のSエリアとXJエリアで。S32とXJ6の木です。
イセタンさん、表示はMaprang の方がいいですよ。ローカルの市場ではそうなっている方が普通みたい。
さあ、まだの人、イセタンにダッシュ!!!
では
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