春もきれい!!!もみじ@新宿御苑
モミジの翼果。
秋の紅葉の美しさの代表格のもみじ。しかし、春もこんなに美しい姿で楽しませてくれるんですね。瑞々しい新緑の緑の葉のもとで、葉柄と花のあと、そして出来たばかりの翼果達の赤がとてもきれいでした。
モミジは、色が赤や黄の色を「もみずる」という動詞が名詞化して、転じて、カエデ類の中でも、特に美しい色に変化するものをモミジと言うようになったと言われていますが、植物学的には、カエデとモミジは区別していません。
語源って面白いですね。カエデは、葉っぱの形が、かえるの手のような形「カエルデ」からきているんですよ。こんな看板がありました。
もっとも親しまれているのは、もみじ饅頭で有名な・・・私広島育ちなので、これははずせないーーー笑、そういえば、この間、saitouさんにお土産で頂いたもみじ饅頭、シンガポールで食べたら、もう最高でした。ありがとう!!!話はもどって、一番親しまれているのは、きっとイロハモミジですね。幼子の手をよく、「モミジのような」手と言いますね。
イロハモミジはどうしてイロハモミジというでしょう?
葉が、ふつう7つに裂けていて、イロハニホヘトと数えられるからです。面白いでしょ!!!
春にモミジを楽しめるとは、知らなかった・・・翼果はプロペラのよう。そのうち風に乗って種が飛んでいく。
うーーん、写真がいまいちですが・・・全体の感じです。
緑のプロペラも発見。
イロハカエデ
Acer palmatum Thunb. ex Murray
カエデ科 離弁花 落葉高木
分布 本州・四国・九州
高さ 10~15m
花の時期 4~5月
プロペラになると、どうも上に立ち上がっているような感じでした。ふーーん、面白い!!!と、いちいち感心しては楽しくて、にこにこの私なのでした。
なんでもこちらの目が変われば、またちがう姿を楽しむことができるんですね。春のカエデちゃん達もまたステキなことを実感できた記念日でした。
では。
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コメント
ひすいかずら、八重桜、ハナミズキ・・・と連日の美しい見事な花たちに、うっとりとため息の毎日でございました。
そこへ次にきたのが「もみじ」!・・ついには「もみじ饅頭」まで出てきてびっくりいたしました。
この意外性が実に楽しい!まゆりさんの目のつけどころに感心!!感動!!です。これからも楽しみにしてます。
投稿: junko | 2007年4月26日 (木) 01時31分
イロハモミジは雌雄異株でしょうか?雄花だけの木と雌花だけの木があるように思います。それとも私の観察不足かな?御存知でしたら教えて!
投稿: Tomoko | 2007年4月26日 (木) 06時30分
junkoさん、コメントありがとうございます。嬉しいです!!!日本はやっと今日良いお天気で暖かい一日でした。今日は、両親を連れて、また新宿御苑に行ってきました。御苑は、一週間ですっかり違う顔をしていました。ちょっとびっくりでした。また、これからもブログ見てくださいね。
投稿: まゆり | 2007年4月26日 (木) 20時12分
tomokoさん、きのうは楽しかったです。ありがとう。うーーん、イロハモミジについては、わかりません。気にしておきますね。
投稿: まゆり | 2007年4月26日 (木) 20時16分
Tomokoさん、おひさしぶり!今度帰国したときは是非お会いしたいです♪
イロハモミジは、「葉の展開直後に紅色の雄花と両性花が混在した花序を形成する。」そうですよ。
ネット検索の一番最初のURLに載ってました。
投稿: hal | 2007年4月26日 (木) 23時32分
tomokoさん、ひとつの花序に両性花と雄花があって、雄性両性同株という。両性花は花序のおもな枝の先にあって、数は少ない。その証拠に実る果実の数は花の数よりずっと少なくて、まれに雄花ばかりの木も見つかる。果実は両側に1枚ずつ羽をつけ、ふつう上を向く。ということみたいですよ。近田文弘・清水建美著「野の植物」旺文社参考。
投稿: まゆり | 2007年4月27日 (金) 00時57分
halさん、ありがとう!刺激受けて、私もまじめに調べました。笑
投稿: まゆり | 2007年4月27日 (金) 00時58分
halさん、まゆりさん、ちゃんと調べてくれてありがとう。
来年‘雄花と両性花が混在した花序‘というところをしっかり見たいと思います。これからもいろいろ教えてね。
投稿: tomoko | 2007年4月27日 (金) 06時55分