酔っ払いの船乗り・ドランクン・セイラー
18日の日曜日。ラン園をルートに沿って歩いて、出口に近い辺りで、あれーーー向こうのアーチから、見慣れない色が目に飛び込んできました。その色は赤。ここで赤い色は、お初!!!
いったいなあに?
気にしながら、近づいてみるとかわいい!!!なんて愛狂わしい・かわいい花なんでしょう!!!かわいい八重の花がいっぱい咲いて、アーチを賑わせています。
それは、こんな花。。。
ねっ、ねっ、かわいいでしょ?!!!もう一瞬にして虜。
まさに私好み。。。なんてかわいいの。。。でも、逆光できれいに写真が撮れない・・・なんて思いながら、岩の上に上ったりして撮ってきました。背伸びしたりして、やっと撮れましたぁ!!!
名前は・・・ふふ、プレートがそばにありました。
ラングーン・クリーパー。ドランクン・セイラー。ふーーん、一番下に書いてあるのは原産地。Myan.はミャンマー。昔のビルマ。ラングーンはミャンマーの首都だから、ラングーン・クリーパーか。。。なるへそ。クリーパーとは這うという意味。よく、つる性植物の名前に使われています。納得。。。
でも、ドランクン・セイラーとは・・・???
Quisqualis indica
シクンシ科 Combretaceae (バラ亜綱 フトモモ目)
よく見ると、蕾は白。咲きたての花はピンク。そして、ほとんどの花は赤。色がだんだん変化しています。もしかして、酔っ払いの顔?!?! 面白い!!!色の変化で名前がついたんだぁ!!!そうですよね。絶対そう。面白い!!!
なんて、思いながら、「シンガポール植物だより」を見てみたら、同じことが書いてありました。きっと正解!!!
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私が植物を調べる時に一番よく使うのが、この写真の本。
手元に一冊あるととても重宝します。
kinokuniyaでも、植物園のビジタ-センター近くの売店でも売っていますよ。
その表紙の左下にも載っていましたぁ!
花びら5枚の一重の種類もあるみたい。
ラン園で、今花盛り!!!!!
調べてみると、
色々面白いことが判明。
この花は和名では、「使君子」・シクンシと呼ばれて、果実は回虫やギョウチュウの駆除薬として、重宝されているんですって。
「使君子」には、「キスカル酸」(Quisqualic acid)と呼ばれる成分が含まれている。キスカル酸は、アミノ酸の1種で、使君子の駆虫作用の有効成分である。へーー。そうなんだぁ!あの長ーーいサナダムシとかもやっつけてくれるのかなーー
「使君子」の「使君」とは、「四方の国にさしつかわされる天子の使者」のことである。このことから、「使君子」は、「天子からつかわされた使者のような薬」、すなわち「天子が民の無病息災を願って賜った貴重な薬」と考えられ、このような名前がつけられたのだと思う。。。
日本新薬株式会社の「ハーブの館」に書いてありました。詳しくは、駆虫生薬として有名な「シクンシ」を見てください。
もっともっと、詳しく色々書いてありますよ。
では。
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コメント
久しぶりです。エンジョイしてますね。うらやましいなあ~。こっちは、桜がきれいだけどまだ寒いし。能登半島の地震は、悲惨だし。31日の夜から1日にかけて関東に地震が来るとある人から聞いたしまゆりさんの明るさが眩しいです。わたしは、アロマにはまり5月に検定しけんを受けるつもりです。最近は、フラワ-エッセンスにもはまりフラワ-カ-ドでうらなってエッセンスのんでます。40枚の主にオ-ストラリアの原生種の花なんですが、まゆりさんのらんの写真すごくきれいですね。ひかわきよしラン、はかなげだね~。読み返すとめちゃくちゃな文章だけど不慣れだから許してね。誕生日に旦那がパソコン買ってくれるから少しずつましになるからね
投稿: kazue.yoshioka | 2007年3月31日 (土) 14時43分
kazueさん、地震来なくてよかったね!!!フラワーエッセンス飲むの?口から入れると強烈そうな気がするけど、もちろんかなり薄めて飲むのよね?また、今月後半帰るつもりにしています。また、美味しいもの食べに行こうね。桜が見たい!な!
投稿: まゆり | 2007年4月 1日 (日) 21時06分