ノアの住む国
森を歩いていると、ときどきこんなにかわいい芽吹きの様子を見ることがあります。特にこんな写真のように、鞘の中のように育つ環境の悪いところで芽が出てしまっている様子を見るにつけ、どうか無事で育ちますようにと、祈らざるを得ません。
こんな芽吹きを見るたびに思いだす絵本があります。
とても素晴らしい絵本なのでご紹介させてください。
「ノアの住む国」
青森市にぷりずむという小さな会社が「ゆきのまち幻想文学賞」という、ユニークな文学賞を16年前から主催しています。この絵本の作者北原なおさんは第8回で大賞を受賞、翌年1999年にこの「ノアの住む国」で長編賞を受賞された長野県に住む主婦、1965年生まれの一男一女の母です。
******************
舞台は赤土しかない不毛の星です。宇宙船で辿り着いた人々は、辛うじてドームで暮らしています。故郷の星(地球)が最後の戦争で住めなくなり、辿り着いたところが不毛の星だったのです。
脱出時、子ども達がこっそり船に持ち込んだのが、カシ・クヌギ・コナラの木の実。大人たちが考えもしなかったものです。その木の実によって、この不毛の地に木が、それも人間の強い想いと共に生えるのです。
******************
さて、詳しいお話は要約がこちらのサイト岸波通信その68に載っていました。ぜひ、読んでみてください。読む人の心に潤いを与えてくれます。多くの方にぜひ読んで頂きたい絵本です。
![]() |
| ||||
|
| ||||
|
| ||||
|
| ||||
|
|
*********************
シンガポールでもセールやクリスマスのプレゼントを買う人達で、街は賑やか。みなさまも良いクリスマスをお迎え下さい。
MERRY CHRISTMAS TO YOU!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント